一周忌

今日、父の一周忌の法要だった。約30人の親族に集まってもらい、お坊さんにお経をあげてもらう。その後、料理屋さんでお昼ご飯を食べていただいた。昨日はお世話になった町内のかたに砂糖を配ってまわった。砂糖を配るのはうちの実家の風習、金沢ではそんな風習はないようだ。


父が亡くなってから、お通夜、葬儀、七日毎のお参り、月命日、四十九日、百か日、一周忌。何せ初めてで訳もわからず順番にこなしていくので精一杯でした。振り返ってみると、それぞれの節目の行事はうまく出来ている。最初は「故人を思う気持ちが大事なんであって、形式はどうでもいい。」と考えていました。もちろん、気持ちが大事だというのはその通りなのですが、今は形式も大事だと思う。気持ちを表現したり、他の人と共有するために、長い年月を経てつくられてきた形式にのっかると、非常にスムーズに気持ちが整理できる。


1年の節目に近しい人たちが集まって時間を共有できたことを有難く感じました。