宇宙エレベーター
静止軌道上(地球から約36,000Km上空を、地球の自転と同じ24時間周期で回る)の人工衛星から、ロープを地球に向けて伸ばす。すると、重心が地球よりになるので、そのままでは、地球に落ちていってしまう。地球と反対側にも同じ長さのロープを伸ばすと引力と重力がつりあうのでそのまま静止軌道上を回る。そのロープを両側にどんどんのばしていくと、地球に向けたロープは地上に到達する。そのロープを辿って宇宙へ行こうというにが宇宙エレベーターです。ジャックと豆の木の豆の蔓ですな。
アイディアとしては100年前からあるようです。最大の技術的な課題は、36,000kmの長さに耐えられる強度のロープをどうやって作るか?です。今ある地球上にある物質ではそれだけの長さのロープを作ることは出来ないそうです。最有力候補はカーボンナノチューブでロープを作ることらしい。
- 作者: 石川憲二
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2010/02/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 32回
- この商品を含むブログ (8件) を見る