グレーシャー国立公園

古い写真をスキャナーで読み取っていたら、グレーシャー国立公園へ行ったときの写真が出てきました。グレーシャー国立公園は、アメリカのモンタナ州の北部とカナダにまたがる国立公園で、名前のとおり氷河が作った景色が美しいところです。


スーツケース2つにキャンプ道具を詰め込んでサンノゼからシアトル経由で公園の近くの空港まで飛行機で行き、レンタカーで4泊5日の日程で周りました。1泊はモンタナのB&Bで泊まり、2泊は公園内のキャンプ場、もう一泊はカナダ側のホテルに宿泊しました。もう13年も前のことになります。


名前は忘れましたが、大きな湖のほとりにあったキャンプ場です。これまで泊まったことのあるキャンプ場では一番景色の綺麗なところです。写真では、原野の中でひとりでテントを張っているように見えますが、200以上のテントサイトがある大きなキャンプ場です。公園内のキャンプ場は基本的に早い者勝ちなので、お昼前にはキャンプ場に行って場所を確保しなければならず、景色の雄大さほどのんびりできるわけではありません。


公園の案内所でレンジャーに教えてもらったトレッキングコースを歩いた時の写真です。下の湖がエメラルドグリーンに輝いていました。湖が見える峠まで往復3時間くらいでしたが、ほとんど他の人の姿を見かけず、妻は大変心細く感じたようで、途中何度も引き返そうと言っていました。

道路脇でインスタントラーメンを作っていたら、熊が遠くから自分たちに向かって歩いてきているような気がして、あわてて車の中に逃げたこともありました。イエローストーン程人が多くないので、じっくり回るならグレーシャーがお薦めです。