デスバレー

妻と2人でデスバレーへ出かけたのは1996年のThanks Givingの休暇。車にキャンプ道具を積み込んで、朝早く家を出て夕方にデスバレーのキャンプ場に着きました。過酷な気候で知られているので、誰もこんな辺鄙なところに来る人はいないだろうと甘く見ていたのが大間違い。冬はデスバレーのハイシーズン。最初に訪ねたキャンプ場は既にいっぱい。あわてて次に行ったキャンプ場で、何とかテントサイトを確保できました。


見込み違いがもう一つ。世界一暑い所として有名な所なので、冬でも暖かいのかと思っていたら大間違い。テントを張ってから晩御飯の準備をする頃には、日が落ちどんどん気温が下がっていきました。インスタントラーメンが出来上がって火から降ろすと、あっという間に冷めてしまうくらい寒くなりました。早々にご飯を食べてテントに入り、持ってきた服をあるだけ全部着込んで、寝袋にもぐりこんでもガクガクと震えるくらい寒い。ただひたすら耐えて、朝が来るのを待ちました。

待望のデスバレーの夜明けの写真がこれ。


お日様が出てきたとはいえ、じっとしてると歯がカタカタなるくらい寒い。身体を動かそうとキャンプ場近くの砂丘へ散歩に行ったのがこの写真。高低差約20メートルの砂山をいくつも乗り越えて一時間ほど歩くと、やっと身体が温まりました。


日中は、汗ばむくらいに暖かくなり、こんな所や、

こんな所を見物してきました。