料理人

コブという街に現われた料理人、コンラッドが巻き起こす不思議な事件。読み進むうちにどんどん不気味さが増していきます。よくわからないものを体内に取り込む、食べるという行為の怪しさが際立ちます。


解説によれば、イギリスのある著名な作家が「ハリー・クレッシング」というペンネームで書いた作品とのこと。最初から最後まで不思議な小説です。

料理人 (ハヤカワ文庫 NV 11)

料理人 (ハヤカワ文庫 NV 11)