宝泉寺からの眺め

この時期にしては珍しい晴天。明日、日曜日は雨との天気予報なので、朝ごはんを食べてから散歩がてらジョギングに出かけた。東山の茶屋街を抜けて浅野川沿いを上流に鈴見橋まで走って折り返す。常盤橋で浅野川の右岸に渡り、植木屋さんが公園の樹木に雪つりを施す横をすり抜け、常盤緑地へ続く坂を登る。傾斜が急なのでここからは歩く。芝生の広場を過ぎて更に登る。紅葉はもうほとんど散ってしまい冬の景色。卯辰山公園線に出て、そこから東山への下る道をたどる。この辺は赤い葉がところどころ残っていて、午前10時の柔らかな日差しが透過して鮮やかに輝いている。

 

「茶寮卯辰かなざわ」へ入る道路から子来町へ降りていく。途中に宝泉寺の案内板が目に止まる。この道は何度も通っているけれど、宝泉寺には一度も立ち寄ったことがなかったので立ち寄ってみる。お地蔵さんが並ぶ参道を50メートルほど行くと、眺望が開ける。遠くに金沢城兼六園を望み、目の前に並木町のマンション群が立ち並ぶ。眼下に大橋から梅の橋、天神橋までの浅野川が流れる。その手前には、東山の町屋の黒い甍が広がる。テレビ番組で金沢を紹介するときにまず最初に登場するあの景色だ。しばらく景色に見とれるてから引き返す。参道にたくさんあるお地蔵さん一体ずつに小さな野花が手向けられている。

 

今日も観光客で賑わう東山の茶屋街を横目で見ながら帰宅。所要時間1時間。

摩利支天 宝泉寺

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