墓参り

実家の墓参りへ行ってきた。

 

まずは、金沢駅の百番街へ行き、母から頼まれたきんつば15個入りを中田屋で、お供え物のおはぎ6個を越山甘清堂で買う。百番街2階の食品スーパーで、お昼に食べるお惣菜を買う。えびとブロッコリーのサラダ、イカとおからの煮物、大学芋、メンチカツ。ついでに隣のドラッグストアでマスクを探すも、今日は入荷していないとのこと。

 

高速道路を使って加賀市の実家に到着したのが11時30分。母もご飯を炊いて、油揚げと白菜の煮物、干しカレイを焼いたのを準備してくれていたので、金沢駅で買ったお惣菜も合わせて早速昼ごはんにする。

 

調子に乗ってご飯を2膳も食べてしまい、食後は昼寝。午後3時を過ぎてしまい、母は書道教室の先生として出勤。妻と娘と私の3人で車に乗って、墓参りに出かける。海岸沿いの松林の一角を切り開いて作られた集落の墓地だ。集落の住民であれば2坪ほどの墓地がもらえる。15年前に父が亡くなった時に建てたお墓は今も光沢を保っている。まわりを見回すと草が伸びっぱなしの墓地や傾いた暮石など何年も手入れされていないところが多数あり。私の代はまだしも子供や孫の代になればうちもどうなるかわからない。

 

妻と娘は金沢に戻るので、ここでお別れ。私は実家に一泊する。ひとり海岸まで歩く。風が猛烈に強く海面が白波で覆われている。いつもなら堤防の上を歩けるのだが今日は堤防を越えて波が次々と砕けている。雲の隙間から夕方の太陽が後光のように広がっている。西方浄土から阿弥陀様がお迎えにに来たのかと思った。

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