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サマルカンドへ ロング・マルシュ 長く歩く2

 60歳を過ぎてから歩くことに魅了されたフランス人の元新聞記者が、トルコのイスタンブールから中国の西安までの12,000㎞1を4年間かけて徒歩で旅行する。その2年目の旅。トルコとイランの国境からイラン、トルクメニスタンを通ってウズベキスタンサマルカンドまでの行程。

 

イランもトルクメニスタンも政治状況はややこしく、徒歩旅行して大丈夫か?と思いながら読む。賄賂目当ての警察官や税関との小競り合い、ムッラーと呼ばれるイランの聖職者に執拗に改宗を迫られるというようなトラブルはあるものの、道々で出会う普通の人々はいたって友好的。特にイランの人たちの手厚いもてなしに著者は感激している。イランは他の国に比べて食堂やホテルが清潔で、人々は外国人に対して興味があり助けてやろうという気持ちが強いそうだ。

 

延々に広がる綿花畑、山沿いに広がる村、木陰での昼寝、農民にもらった葡萄やメロンの味、荘厳な砂漠の夜明け、いにしえのキャラバン・サライの跡。バザールの活気。著者と一緒にどっぷりと徒歩旅行の魅力に浸れる本です。

 

 遠足や散歩が好きな人に。

サマルカンドへ 〔ロング・マルシュ 長く歩く 2〕

サマルカンドへ 〔ロング・マルシュ 長く歩く 2〕

 

 イランにたどり着く前の、トルコの旅はこちら

benton.hatenablog.com

この辺の政治状況のややこしさについて知るならこちら

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