2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

夜に歩く

酒を呑むと無闇に歩きたくなる。 昨日は職場の仲間と駅近くのおでん屋さんで呑んで別れたあと、少し呑み足りなかったので30分歩いて柿木畠のバーへ行き、その後また30分かけて駅前まで戻ってきて、もうすぐ店じまいするという堀川ラーメンへ行った。甘い…

365通のありがとう

取引先は報酬を払ってくれず事務所の資金繰りに行き詰まり、従業員にボーナスも支給できない。事務所の大家からは立ち退きを求められる。奥さんとも離婚調停中で子供たちとの関係もギクシャク。恋人には振られる。そんな、何もかもうまくいかない八方ふさが…

歩く

冬場は歩いて通勤することが多い。駅からバスに乗ることもできるのだが、天気が悪い冬はバスが混雑するので歩くことが多い。家からは55分くらいで職場に着く。その日にする仕事の段取りを組み立てながら歩いて行く。職場にいればパソコンに向かっているし…

節分の豆

節分の時に妻が近所の浅野神社の豆まきに参加して、大量の豆をもらってきた。酒のつまみに少しずつ食べていたのだけれど、2週間経っても減らない。豆の味にも飽きてきた。そこで、残った豆を全部まとめて醤油と砂糖で甘辛く煮てみた。アクセントに山椒と唐辛…

浅草橋の居酒屋

浅草橋のガード下を歩いていたら、「もつ煮込み350円、酎ハイ350円」と書いた黒板を見つけた。安さに惹かれて暖簾をくぐる。中に入ったらご主人がカウンターに座ってテレビを見ていた。カウンターの中にダンボール箱やレジ袋が雑然と並んでいて、いか…

終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか

1974年の石油危機までに近代の経済成長はは行き着くところまで行ってしまった。成長の原動力となるフロンティアが地球上からなくなってしまった。その後は、新興国の経済成長と金融空間でのバブルでマネーを増殖させている。その、新興国の経済成長によって…

古本屋

息子は今東野圭吾にハマっている。学校の図書室や市立図書館へ行っては次々と借りてきて読んでいる。今日は古本屋に行って安く文庫本を買いたいと言うので、ふたりで竪町のオヨヨ書林へ行った。お店には5人ほどのおじさんがひしめいて大にぎわい。息子は「赤…

寺町まで散歩

天気がいいので散歩に出かけた。息子は部活へ行き、娘と妻はバレンタインデーのチョコレートを作るというので、ひとりで出かける。9時前に家をでてとりあえず武蔵ヶ辻に向かう。久しぶりに日が射して気持ちがいい。近江町市場で鱈の真子でも買おうかと思っ…

大不況には本を読む

橋本治の本はときどき読みたくなる。タイトルにはあんまり惹かれるものはないし、内容も理屈っぽくて、まだるっこしい議論が延々と続いて読んでいる途中でいやになることも多いのだが、思わぬ視点を提示されて驚く。だから時々読みたくなる。読まねばと思う。…

白楽天詩選 上

白楽天と言えば、玄宗と楊貴妃の悲恋の歌、長恨歌。これを暗唱するようにと、高校1年の時の冬休みの宿題に出されて大変困った思い出がある。漢文の先生は、猫と暮らす仙人のようなひと。「高校生になったからには、みんな諸橋轍次先生の大漢和辞典くらいも…

甘酸っぱい味

1957年に熊本日々新聞に連載された吉田健一の随筆、百編をまとめたものです。一編が2〜3ページで短く、吉田健一の書いたものとしてはかなり読みやすい。 1957年は明治維新から89年後、その間に日本は、明治維新、第2次世界大戦と2回も社会がひ…

フレーミング 「自分の経済学」で幸福を切り取る

著者のタイラー・コーエンはアメリカの経済学者ということですが、内容はあまり経済学と関係ないです。 インターネットの普及によって、我々が日常生活で触れる情報量は飛躍的に増え、しかも断片化している。情報発信の敷居が低くなるにつれ情報が断片化して…

サイゼリヤ

職場の部下に誘われてサイゼリヤに呑みに行った。「えっ、あのサイゼリヤに呑みに行くの?」と思ったけれど、誘われるままに行ったら値段の安さに驚いた。ワイン、500mlのでデカンタが370円、マグナムボトル(1.5リットル)が1,060円。つまみは300円〜600円…

くじら

先日、能登町の宇出津に体長8メートルのミンククジラが上がったという新聞記事を見つけたので、能登町出身の方がやっている居酒屋「ゆめり」に行ってきた。以前ご主人から、宇出津でクジラがあがったら必ず知り合いに連絡してもらって仕入れるようにしてい…