2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

女盗賊 プーラン

30年くらい前のインドのお話。実在の盗賊の首領 デヴィ プーラン本人から自身の壮絶な生い立ちを聞き取りしてまとめた本。 プーランは読み書きができない。彼女は、マッラという漁民が所属する身分の低いカーストの貧しい家に生まれる。父親は親戚に土地を騙…

金沢おでん 勝一

金沢駅の西口、時計駐車場の近くにできたお店。仕事帰りにサクッと飲むのにちょうどいいかと思い行ってみた。ご主人は2年前に片町のお店を閉めて、引退するつもりだったそうですが家にいても暇を持て余すばかりということで新しいお店を始めたとのこと。L字…

古墳

歴史博物館に行って春の特別展「加賀、能登 王墓の世界」を見て来た。埴輪や銅鏡など石川県内の古墳からの出土品の展示だ。入口の最初の説明で県内に古墳が3,100基もあると知ってその数の多さに驚いた。七尾、中能登と南加賀地域に集中している。出土品が立…

コーカサスの金色の雲

1944年、ナチスドイツを撃退した直後のソビエト。モスクワの少年院で暮らしていた孤児のクジミン兄弟は、コーカサス地方へ送られる。コーカサスはカスピ海と黒海に挟まれた豊かな土地。そこに行けばたっぷり食べられるという募集の文句に引き寄せられたのだ…

今夜もひとり居酒屋

これもインフル蟄居中にKindleで購入。居酒屋のガイド本ではない。著者が考える「いい居酒屋」についての考察です。店内の掲示メニューは黒板か張り紙か、木の札かで店の雰囲気がどう違うのか。お通しやのれんについて、立地場所の考察など、いちいち細かい…

打ちのめされるようなすごい本

インフルエンザで蟄居している間、Kindleで興味に任せて購入。 米原さんはロシア語通訳の第一人者であり、エッセイや小説を書けば無茶苦茶面白い。「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」や「旅行者の朝食」は良かった。10年前にガンで亡くなられた時は結構ショ…

つぎはぎ仏教入門

学生の頃に好きでよく読んでいた呉智英さんの仏教入門。「はじめに」で次のような問いが投げかけられる。 ところで、仏教のそもそもの宗祖は釈迦である。釈迦はその弟子や信徒たちと、どんな仏像を拝み、その前でどんなお経を唱えていたのだろうか。 釈迦の…

「人口減少経済」の新しい公式 「縮む世界」の発想とシステム

地方創生とかいって地方への移住者を少しばかり増やしたところで、あまり解決にならないような気がしたので、人口減少が経済に与えるインパクトを確認してみたくなって読んだ。2004年に出版された本なのでデータは少し古いのだが、現実と比較しながら読んで…

インフルエンザ

土曜日から何となく身体の調子が悪いと思いながら過ごしてきた。月曜日になってもスッキリしないので、もしかしたらと思い病院で検査したらインフルエンザだった。あまり高熱にならないタイプのインフルだそうだ。症状は軽くても、出勤してはいけないので、…

能楽への招待

タイトルの通り能の歴史や能面の解説、演目について一通りの解説もありますが、多分著者が言いたかったのは、ゆっくりとした能楽の動きの裏に研ぎすまされた内面の充実があるということ。そのことを示すために中国の武術家の言葉を引き合いに出します。 不動…

現代坐禅講義

道元の只管打坐とはどんなものなのか。その考え方と具体的な実践方法を丁寧に説明した本です。 坐禅するとは、居眠りせぬよう、考えごとにならぬように、そして生き生きと覚めて骨組みと筋肉で正しい坐相をねらい、その姿勢に全てをまかせきってゆくことであ…

みそ汁を丁寧に作ってみる

日曜日は、娘が自分の部屋の整理に取りかかり机やベッドの配置まで変え始めたので妻が手伝っても1日仕事になってしまった。夕方になってもまだ片付いていない。晩ご飯は私が作ることにした。 冷蔵庫の中のアボガドとキャベツを使って、回鍋肉、アボカドと蛸…

春 その2

日曜日の朝、いつも休日は遅くまで寝ている妻が珍しく6時に起き出して着替えをはじめた。桜の見物がてら散歩に行こうと言う。 私も顔を洗って着替えを済ませ、6時40分頃家を出る。お日様も顔を出し青空がひろがる。コートなしでも気持ちいい天気だ。小橋…

春 その1

仕事帰りに職場の同僚と反省会と称して寺町にある中華料理屋さんで晩ご飯を食べる。店を出て、一人分かれてぶらぶら歩く。咲き始めた桜を眺めながらW坂を下り犀川の河川敷に出る。めっきり暖かくなった春の夜風が心地いい。この春のひと時を迎えるために、じ…