2010-01-01から1年間の記事一覧

A Technique for Producing Ideas

アイデアを産み出すための手順を解説します。アイデアはうんうん唸っていたら突然天から降りてくるものではない。車を組み立てるように手順を追って作業をしていけば、誰でも産み出すことが出来る。そんなもんだと言います。 First, the gathering of raw ma…

こんか鰊と大根の炊いたの

今日は実家で大掃除とおせち料理作りの手伝い。まずは、法事に使った大量の座布団を唐草模様のドロボウ風呂敷に包んで小屋に運び入れて片付ける。手で持つとせいぜい一度に3枚もつのがやっとですが、大風呂敷に包むと6枚は持つことができます。風呂敷は使…

雑巾 年越しの準備

今使っている食卓用の雑巾が、くたびれて小汚くなってきたので新年を気持ちよく迎えるために新しい雑巾を2枚縫った。何かの景品でもらうような薄いタオルと着倒してよれよれになったTシャツを使って手縫いで作る雑巾です。 暮らしの手帖の記事で作り方を覚…

グレーシャー国立公園

古い写真をスキャナーで読み取っていたら、グレーシャー国立公園へ行ったときの写真が出てきました。グレーシャー国立公園は、アメリカのモンタナ州の北部とカナダにまたがる国立公園で、名前のとおり氷河が作った景色が美しいところです。 スーツケース2つ…

とんぼがえり

小学校は昨日から冬休みに突入。妻が大阪に帰省したいというので、娘と妻を車に乗せて大阪に送り届けてきた。 息子は、ひとりで電車に乗って行きたいとのことで、売店で買った鱒寿司と一緒に、土曜の朝のサンダーバードに乗せて送り出す。家の用事をひととお…

大掃除 その2

今日は、玄関脇にある物置の整理。

フィッシュ&チップス

鍋にしようと鱈を買ってきたけれど、週末毎に鍋を食べるのも飽きてきたと子供たちが言うので、コロモをつけて揚げてみました。イギリス名物、フィッシュアンドチップス。現地で食べたことがないので本場のものはどんな味なのかよくわかりません。フリッター…

語る禅僧

南直哉さんが「出家の由来」を語る部分と、「禅僧の言葉」を解説する部分、アメリカの禅寺の滞在記の3部構成です。出家の由来は重たいお話。アメリカ安居体験記は、南さんには珍しく気楽に楽しく読める内容です。ナタリーゴールドバーグの「魂の文章術」に…

大掃除 その1

年末の大掃除第1弾として、今日は台所の換気扇まわりを掃除した。去年はバタバタしているうちに年が明けてしまい掃除しなかったので2年ぶり。ガスレンジの上のフードの中を覗くと、油と埃の混合物がべっとりと換気扇の羽やその周辺にこびりついていました…

ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス

午後は、妻と娘は映画に、長男は友達と遊ぶとのことだったので、私は一人で21世紀美術館へ行ってきました。「ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス」を見て来ました。乱暴なピタゴラ装置のビデオ作品がおもしろかった。乱暴というのは火薬、導火線…

鰤の刺身、鰈の煮付け、粕汁

晩ごはん。妻は刺身が食べたい。娘は鰈の煮付けと蛸の酢の物が食べたい。息子は美味ければなんでもいい。と言う。ということで、美術館の帰りに近江町市場へ寄って買い物しようと、広坂から香林坊をとおって武蔵ヶ辻に向かう。香林坊からバスに乗ろうかとも…

クリスマスツリー

3年ぶりにクリスマスツリーを飾りました。高さ2メートルのツリーです。10年前に今の家に引っ越してきたのを記念してホームセンターに売っている一番大きなのを買ったものです。今年の飾りつけは、玉モノと豆球だけとシンプルにまとめてみました。 こちら…

アンリ・ルソー楽園の謎

小学校の図工の教科書に載っていた、アンリ・ルソーの濃密な緑でむせかえるようなジャングルの絵が忘れられない。ジャングルというとあの絵を思い出す。 この本は、アンリ・ルソーの謎の多い生涯を解き明かしていきます。パリの徴税吏の仕事を40歳すぎまで…

怒りについて

怒りがどれほどの悪いものなのか、くどいくらいに何度もくりかえし、手を変え品を変え、説明していきます。 ある程度の怒りは、ある種の勇敢さについてくるものではないか。怒りの全くない精神は退屈で、愚鈍に陥るのではないか。という主張にたいしては、少…

[本]つながり 社会的ネットワークの驚くべき力

肥満は伝染する。幸せな気分や、自殺したくなる気持ちも社会的ネットワークを通じて伝染する。著者は我々の行動がいかに社会的ネットワークの影響を受けているかを具体的な例をあげて示していく。 学校の中の友人のつながり、地域の人のつながり、職場のつな…

マッシュルーム

子供たちは2人とも友達と遊びに行ってしまったので、午後は妻と連れ立って近江町市場をひやかしがてら散歩。さすがに蟹のシーズンが始まったばかりとあって、店先は蟹が山積み。蟹を求めるお客さんがたくさん来ていました。蟹を横目に、八百屋さんの前をと…

ニッポンの風景をつくりなおせ

この前の日曜日に信楽に行ってきたのは、この本の著者、梅原真のお話を聞いてみたいと思ったから。高知県で活動されているデザイナーで、一番有名なのは「馬路村のぽん酢醤油」のデザインでしょうか。地域の農産物を活用した商品を手がけて、次々とヒットさ…

信楽

気になる人がお話をするというので、日帰りで信楽に行ってきた。朝7時に金沢を出たら10時には信楽に着いてしまい、午後の講演まで時間があったので、周辺でどこかおもしろいところないかと探すと、MIHO MUSEUMというところで六古窯の壷や甕をまとめて展示…

魂を考える

池田晶子さんが雑誌「季刊仏教」に連載した記事をまとめた本です。「私」、「意識」を「魂」という言葉で考えていきます。 本来、便利さとは、それによって節約された時間や手間を、よりよい目的のために使うことができるからこそ、価値であったはずである。…

私と20世紀クロニクル

ドナルド・キーンといえば、父が定期購読していた中央公論の巻頭にあったエッセイを思い出します。中学生頃のことです。他の記事は長文で難しくてよくわからないので、居間に転がっていた中央公論を開いてそこだけ読んでいました。今となればどんな内容だっ…

地域主権の近未来図

将来、国の財政が厳しくなり、公務員を減らさなければならないとなれば、真っ先にターゲットとなるのは県だろう。基礎自治体である市町村は、住民に一番近い行政組織として必要である。国は、国でなければできない仕事、防衛、外交などがあり、なくなること…

我谷盆(わがたぼん)

母を誘って、山中温泉の「芭蕉の館」でやっている我谷盆の展示を見てきた。昭和33年にダムに水没した山中の我谷いう集落で作られていたお盆です。栗財をノミでざっくりと彫りあげて形作るようです。ノミのあとが素朴でいい感じです。古くなって黒ずんだ様…

梅棹忠夫語る

今年の7月に亡くなられた、梅棹忠夫さんの言葉を聞き書きした本です。大阪、万博公園にある民俗学博物館の館長をされてました。著書はたくさんあり、岩波新書の「知的生産の技術」が有名です。 たぶん、ご本人がたくさん語られた事を新書一冊にぎゅっとまと…

朝起きると、地面は濡れているけれど雨は上がり東の空は晴れている。着替えて走ってきた。暑くもなく寒くもなく丁度いい具合。常盤橋まで往復35分のジョギング。 浅の川に掛かる橋を小橋から上流に向かって数えてみると。 小橋、中の橋、浅の川大橋、梅の…

胡桃

[実家の裏庭に胡桃の木があります。多分ずぅーっと昔からあったはずなのですが、私は知りませんでした。去年、畑の草むしりをしていた時に、たくさんの胡桃が落ちているのを見つけ、はじめて気付きました。父も母も胡桃の木が毎年たくさんの実をつけることを…

脳と日本人

脳科学者の茂木健一郎と、松岡正剛の対談です。意識がどうやって生じているのか「クオリア」という考え方をベースに挑む茂木さんと、「編集」を切り口に縦横無尽に語る松岡さん。科学の普遍性に疑問をながかけながらも、科学者として普遍性にこだわる茂木さ…

伊能図

金沢工業大学の体育館で展示された、伊能忠敬の実物大地図の展示を見てきた。体育館のフロア全面に拡げられた巨大な地図です。大阪の妻の実家、息子が生まれてた茨城県のひたちなか市あたりを確認。今と同じような地名が書いてあるのを見つけて喜ぶやら感心…

高橋是清 日本のケインズ その生涯と思想

表紙の高橋是清の写真の表情がいいです。話し好きで誰とでも仲良くなる性格が現われています。高橋是清は自伝もあり、数多くの評伝も出版されているが、本書の特徴は、著者がアメリカ人であることと、高橋と海外の銀行家とのあいだで交わされた英文の手紙を…

10年ひとむかし

そんな昔のことじゃないと思っていたんですが。2001年ごろに録画した「魔女の宅急便」を娘と一緒にみていたら、間に挟まってるCMがとんでもないことになってます。武富士ダンサーズは元気に踊っているし、写るんですのCMでは、のん気にも暗いところ…

のとじま手まつり

去年から気になっていた「のとじま手まつり」に行ってきた。12時過ぎに会場の能登島家族旅行村Weランドに着くと駐車場待ちの長い列。30分ほどでなんとか駐車場に到着。キャンプ場の海が見える芝生の広場が会場。80件のお店がテントを広げていた。ひ…