2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

白鯨

題名だけならみんな聞き覚えがあるメルヴィルの「白鯨」。52歳にして初めて読んでみた。 海洋冒険小説として、あるいは19世紀の捕鯨がどのように行われていたかを知るよすがとして興味深い。 母船から銛うちを乗せた小さな手漕ぎのボートを出してクジラを…

ぼくの伯父さん

伊丹十三の単行本未収録エッセイ集。2017年につるとはな、から出版されている。 1961年に伊丹十三が俳優としてヨーロッパに長期滞在した時の出来事をネタに書いたエッセイ、「ヨーロッパ退屈日記」は、食べ物のことやクルマのことなど「あの時代に、もうこん…

練習日誌

大学で自転車部に入った息子。平日は、ローラーに乗ったりパワーマックスでトレーニング。土日は高尾山の麓や飯能あたりで乗り込んでいるようだ。 なぜ私が知っているかというと、各自の練習日誌を部のブログに書くことになっているからだ。夏頃までは、2、…

アナキズム 一丸となってバラバラに生きろ

これが岩波新書か。と思う黒い表紙。ぶっ飛んだ文体でアナキズムを語る。 アナキズムというと、何するかわからないヤバい奴、あまり近づかないほうが良さそう。という印象しかなかったけれど、乱暴にまとめると、既成のどんな概念にも支配されないこと。効率…

ランニング:賢坂辻ー馬坂ー東兼六町あたりー八坂ー金沢城公園ー大手町

朝起きて本を読んでいると、金沢マラソンのダメージからようやく回復したのか、妻が走りに行こうと誘ってきた。 7時30分に出発。彦三大橋から浅野川の左岸を主計町に向かう。こんな時間でも観光の人がちらほら歩いている。橋場町の大通りを渡って北國銀行横…

数学をやり直す。

去年の年末に、今年こそは数学をもう一回勉強してみようと買ったのが、この「数学読本」 数学読本〈1〉数・式の計算/方程式/不等式 作者: 松坂和夫 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1989/10/27 メディア: 単行本 購入: 28人 クリック: 575回 この商品を含…

キッチン・コンフィデンシャル

著者のアンソニー・ボーディンはディスカバリーチャンネルの「アンソニー世界を食らう」という番組の予告で見て、面白そうな人だなと思っていたが、番組自体はじっくり見たことはなかった。今年の6月に彼が自殺したと聞いて気になったので、著書を読んでみ…

夕焼け

10月下旬だというのに汗ばむくらい暑かった日曜日の夕方。宝泉寺に夕日を見に行った。夕日が地平線に沈むまで30分ほどぼんやりと眺めていた。 夕日はきれいで良かったのですが、じっとしていると蚊柱がたつくらいのたくさんの蚊が寄ってきた。背中やお尻を…

大根菜の炒め煮

家庭菜園が趣味の妻のお父さんから、大きな大根が2本送られて来た。しかも葉っぱつき。勢いがあって見るからに美味しそうだったので料理して食べることにした。 まずは、葉っぱを1センチくらいの長さに刻む。それをくたっとなるまで湯がく。湯がくと大根菜…

1日1アイス

ここ2週間ほどお酒を控えている。惰性でほぼ毎日お酒を飲むようになっていたので、このままでは依存症へまっしぐらじゃないかと、健康のことも考えて少し控えているのだ。 おかげで体調は大変良い。夜はぐっすり眠れるし目覚めも爽やか。今までのように、晩…

座禅

時々、座禅の真似事をやっている。お寺に行って坐り方をちゃんと教えてもらった訳でないので真似事だ。短い時で20分、調子がいいと40分くらい坐っている。意識を呼吸に持って行ったり、聞こえてくる音に集中するようにして過ごす。油断すると、いつのまにや…

推定10年ものの梅干し

時々、お弁当におむすびを作って持っていく。おむすびといえば梅干し。農協の直売所やスーパーで売っている梅干しは結構いい値段がする。 母は毎年梅干しを漬けているので、電話して梅干しはあるか聞いてみると、去年のも今年のも、弟夫婦が持っていったり、…

有松までランニング

6時30分に家を出る。肌寒いので長袖、帽子、手袋のフル装備で出発。 彦三大橋、武蔵ヶ辻から片町までは大通りを走る。早朝の片町は昨晩の賑わいの名残がそこかしこに漂っていて趣深い。 犀川大橋を渡って蛤坂に進み、寺町通りを渡って旧鶴来街道に入る。妙立…

金沢マラソンの応援

妻が金沢マラソンを完走した。6時間30分かかったけれど完走は完走、大したものだ。 出場が決まってから何度か朝一緒に走った。休日には10キロ走った。ゆっくりであれば走り続けれるのだが、少し距離を伸ばすと膝が痛くなったようだ。フォームを直したり、イ…