14歳の君へ

日々の仕事をそれなりにうまくこなしているし、週末に自転車にのったり、子供と遊びに行って楽しく過ごしています。でも時々、「それがどうした。」とか「このままでいいの?」と漠然と不安を感じることがあります。


そんな時は、「人生とは何かとか。」、「自分とはなんだろ。」、「幸福とは何。」と考えてみたくなります。

贅沢をしていても不幸な人がいるように、生きてさえいれば誰もが幸福なわけでもない。人間の幸福は、実は生活とは関係がない。さて幸福とは何だろう。

この本は中学性向けに分かりやすい言葉で書かれていますが、中身はずっしり。読むとあっと言う間に、もやもやした霧が晴れるわけではありませんが、何回も読み返したくなります。


40歳をすぎて死ぬことを少し意識するようになりました。どうせ死ぬのだから好きなことだけして暮らそうかとも思っていました。本書の中に、好きなことをするのがよく生きることなのかとあります。「よく生きる。」ということについて考えさせられました。

14歳の君へ―どう考えどう生きるか

14歳の君へ―どう考えどう生きるか