ポアンカレ予想を解いた数学者

昼飯に鰊そばをつくって、父と母と3人で食べました。それ以外はずっと読書の一日でした。


ポアンカレ予想とは、宇宙を糸をつけたロケットで飛び回ってもとの場所にもどり、その糸をたぐりよせて全部回収できるとすれば宇宙の形はおおむね球である。というものです。100年間誰も証明できなかったこの予想を、21世紀になってからロシアのペレルマンという数学者が証明したそうです。ユークリッド幾何学から説き起こしてポアンカレ予想にいたる位相幾何学の流れの解説と、ポアンカレ予想が何を言っているのかの解説が大きな部分をしめます。ポアンカレ予想を2次元に置き換えて説明するために、2次元の平面上しか動き回ることができないアリがどうやって地球の形を知ることができるかという例で解説したところが面白かった。後半はポアンカレ予想の証明につながる最新の数学解説が続き、私には全然内容が理解できませんでした。


わからなくてもつい科学関連の本を手にとってしまうのは、ウンコな議論(おためごかし)がない世界にあこがれるからでしょうか。

ポアンカレ予想を解いた数学者

ポアンカレ予想を解いた数学者