伊勢うどん
厄払いに、伊勢神宮へお参りに行ってきました。うちの家族と私の両親、弟夫婦の総勢8人で1泊2日の旅行です。
伊勢神宮へ続く参道の両側には、「赤福」とか「てこね寿司」とか「さんま寿司」とか「松阪牛」とか「伊勢うどん」の看板が連なり目移りします。「伊勢うどん」は、一回も食べたことがなかったので試してみたかったのですが、とにかく人がいっぱいで、どのお店も満員ですぐに食べられそうになかったので、あきらめました。
次の日の、帰り道に寄ったドライブインのうどんコーナーで、伊勢うどんを見つけ、注文しました。
太くて、やわらかいウドンに、醤油ダレがかけてあります。醤油ダレは真っ黒で、見た目は辛そうですが、そんなに塩っ辛くなくて、魚のだしが効いていてそのまま飲んでも美味しいくらいです。やわらかいウドンは、私のように「うどんはコシが命」と思い込んでいるものにとっては、ぷよぷよして、ちょっと抵抗がありました。讃岐うどんに比べると、うどんのおかゆのような感じです。(妻は「麺がやわらかすぎる」と、お店のアンケートに苦情を書いていました。)
伊勢うどんの詳細については、伊勢市観光協会のページに紹介されていますが、40分から1時間も麺を茹でるそうで、柔らかいのが持ち味のようです。
それから、家々の玄関を見ると、しめ縄が飾ってありました。しめ縄には「笑門」と書いた札もついています。お祭りか何かで飾ってあるのか、伊勢地方近辺では、1年中飾ることになっているのかわかりませんが、お正月以外にしめ縄を飾っているのは初めて見ました。
まだまだ知らない食べ物とか風習があるんだなと思った旅行でした。