恐竜

おとといと昨日にNHKスペシャルで「恐竜VS哺乳類」という番組を放映していました。子供が恐竜が好きなので私も一緒に見ました。最新の学説に基づいた恐竜と哺乳類の姿を見せてくれています。

  • 恐竜と哺乳類は共に爬虫類から同じ頃進化した。
  • 栄養分の少ない、シダ植物や裸子植物を消化するために長い消化器官が必要となり、恐竜は巨大化した。
  • 恐竜が支配する昼の世界を避けるため、哺乳類は夜行性となった。
  • 夜行性となることで、聴覚を発達させ、それが大脳新皮質の発達につながった。
  • 恐竜が巨大化するなかで、哺乳類はせいぜい50センチぐらいの大きさで、大部分はネズミ程度の大きさであった。しかし、哺乳類が小さくて、多数の個体が存在したことが、環境変化への適応力を増した。
  • 花と果実を持つ被子植物が進化したことで、多様な昆虫が生まれ、昆虫を食料としていた哺乳類の繁栄につながった。
  • 恐竜は巨大化するとともに、100年を超える寿命を持つものもあった。その当時の哺乳類の寿命は、数年。寿命が短いことで、進化を積み重ねることができたとも考えられる。
  • ティラノサウルスは、羽毛恐竜が進化したもの。ティラノサウルスは子供の頃は体が羽毛で覆われていたようだ。
  • ティラノサウルスは家族単位で生活していた。家族で、子育てをしたり、狩をしていたと考えられる。
  • 羽毛恐竜から鳥が進化している。鳥とティラノサウルスは近い関係。


2年ほど前に、「ウォーキング with ダイナソー」というDVDを買いました。これも、かなりリアルに恐竜の世界を再現してあって、結構楽しめました。その中では、まだティラノサウルスの子供には毛が生えていなかったので、この数年で、あたらしい恐竜の見方が出てきたようです。


鳥がなんとなく苦手と感じるのは、恐竜時代に散々いじめられた記憶がどこかに残っているからなのかしら。