いとしこいし 漫才の世界

子供のころから大好きでした。いとしこいしの漫才。「交通巡査」や「もしもし鈴木さん」などが名作選に収められています。漫才を活字で読むというのは、どんなものかと思いましたが、みんなどこかで見たことあるので、読んでいるうちに口調までありありと思い出すことができました。ビデオで見るのもいいけれど、活字で読むのもいいものです。


「いとしこいしを科学する」の中の「段階ボケ」も面白かったです。いとし師匠の段階ボケは、判っていてもつい笑ってしまいます。
段階ボケってこんなのです。

いと  しゃーないからサンキュー車呼んで。
こい  (不思議そうに)サンキュー車?
いと  ヨンキュー車。
こい  (馬鹿にしたような表情)
いと  ゴキュー車
こい  (あきれて)もっともっと行け。もっと行け。
いと  ロッキュー車
こい  もっと上。
いと  ナナキュー車
こい  もっと上。
いと  ハチキュー車
こい  (怒ったような表情で)もっと上や!
いと  ジッキュー車
こい  (強い口調で)飛んどるやん!

その他、ゆかりの人の思い出話など、盛りだくさんです。いとしこいしの漫才が好きな人は是非読んでみてください。

いとしこいし 漫才の世界

いとしこいし 漫才の世界