いとしこいし 漫才の世界
子供のころから大好きでした。いとしこいしの漫才。「交通巡査」や「もしもし鈴木さん」などが名作選に収められています。漫才を活字で読むというのは、どんなものかと思いましたが、みんなどこかで見たことあるので、読んでいるうちに口調までありありと思い出すことができました。ビデオで見るのもいいけれど、活字で読むのもいいものです。
「いとしこいしを科学する」の中の「段階ボケ」も面白かったです。いとし師匠の段階ボケは、判っていてもつい笑ってしまいます。
段階ボケってこんなのです。
いと しゃーないからサンキュー車呼んで。
こい (不思議そうに)サンキュー車?
いと ヨンキュー車。
こい (馬鹿にしたような表情)
いと ゴキュー車
こい (あきれて)もっともっと行け。もっと行け。
いと ロッキュー車
こい もっと上。
いと ナナキュー車
こい もっと上。
いと ハチキュー車
こい (怒ったような表情で)もっと上や!
いと ジッキュー車
こい (強い口調で)飛んどるやん!
その他、ゆかりの人の思い出話など、盛りだくさんです。いとしこいしの漫才が好きな人は是非読んでみてください。
- 作者: 喜味こいし,戸田学
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2004/09/16
- メディア: 単行本
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