行かずに死ねるか

7年半かけて自転車で世界を走り回ったお話。


長い長い7年半の旅の中から選りすぐりのエピソードをまとめただけあって、非常が中身が濃くて面白い本です。旅はたくさんの出会いと別れを繰り返すので、やっている本人はいろんなことに感動するのですが、その感動を他人に伝えるのは難しいものです。この本は、独りよがりにならずに、読んでいる方にもしっかり伝わってきます。一度読み終えてから巻頭の写真を見ると、それぞれの写真に込めた著者に気持ちが伝わってきます。私はアフリカの部分が一番好きです。


自転車で旅するのも楽しそうです。