国立新美術館

東京に行く用事があったので、ついでに国立新美術館に行ってきました。まず、ガラスに覆われた外観を見るために外をぶらぶら。外観の写真を撮っている人がたくさんいました。


1975年以降の中国の現代美術を紹介する「アバンギャルド・チャイナ」展をやっていました。人民服を着た人を描いた絵なんかは私のイメージにある中国っぽくて安心してみてましたが、展示室いっぱいの10面ほどのプロジェクターでいろんな国の人が延々と「I will die.」「私は死にます。」と言っている映像を流す作品や、腕や、足をポリポリとひたすら掻きつづける映像にはクラクラしました。電動車椅子にのった20体ほどの老人の人形が、意味もなく動き回ってる作品は、老人ホームのロビー→無意味に動き回っている自分を見ているような気がして眩暈がしました。


今度はどれだけびっくり、あるいは、ギョッとさせてもらえるのかというのを楽しみに、私は現代美術を見に行きます。もうすぐ終わってしまいますが、「アバンギャルド・チャイナ」、3回ギョッとさせられました。


3年ぶりに東京に来たら、いろんなところにマンションがたくさん建っていたことと、「借金の整理相談にのります。」という法律事務所の広告が地下鉄の車内にたくさん出ていたのが印象に残りました。