クラゲ

明け方は雨が降っていたけれど、徐々に回復してお昼には日がさしてきた。陸上部の練習を終えて帰ってきた息子が、午後は海に行きたいという。どこか、行ったことのない海に行きたいという。それじゃ、ちょっと遠いけれど羽咋市の柴垣に行くかということになり、車に道具一式を積み込んで出かける。


海水浴場は人影まばら。車で波うち際まで入れるので便利なところでした。早速海に入る。息子はゴーグルとシュノーケルをつけて、海中を覗いていましたが、メダカくらいの小魚の群れが泳いでいるくらい。その他は、そこここに薄緑いろのクラゲがぷかぷか。刺されるのが怖くて、安心して泳げません。


車に積んであったバケツに一匹捕まえて、しばらく観察してみた。海中では漂っているだけのように見えるクラゲは、傘の部分をあおるように動かして思いのほか、しっかりと自力で泳いでいます。バケツの壁に沿って反時計回りにぐるぐる回り続けます。こいつはバケツの中に捕らえられたことがわかっているのかなぁ、何食べてるのかなぁ、と呆けたような顔でしばらく眺めていました。