地産地消のエネルギー革命 もう原発にはたよらない

今後、長期的には原発に頼ることはできないとなれば、化石燃料をつかいながらも、徐々に再生可能エネルギーの導入を進めていかざるを得ないだろう。再生可能エネルギーは、エネルギー密度が低いので電源としては小規模分散型にならざるを得ない。地域に薄く分散して存在する再生可能エネルギーを活用していくためには、今までのように電力会社にだけ全てを任せるのでなく、地域の状況を踏まえてきめ細かに開発し活用していくことになる。そこに地元自治体がエネルギー開発に積極的に関わっていく意味がある。


神奈川県の黒岩知事はそう言って、県内の200万戸に太陽光パネルを設置することなどを盛り込んだエネルギー構想を打ち出した。最近の再生可能エネルギーの状況についてわかりやすくまとめてくれています。


トップ自らがここまではっきりと方針を打ち出して旗を振っている姿が潔いです。

地産地消のエネルギー革命 (PHP新書)

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