おいしい自由研究
小学校3年生の娘の自由研究は、「魚の解剖」をすることにした。解剖と言っても煮干や干物の解剖だ。娘が玉川図書館で開催された、煮干の解剖のイベントに参加したことがあったので、それを膨らませることにした。片口いわしの煮干の解剖はイベントのときにやったので、近江町市場へ他の魚の煮干や干物を探しにいった。甘エビの干物と畳いわし、ちりめんじゃこ、タイの煮干を買ってきた。家に帰って鯛の煮干の解剖に取り掛かる。カッターとピンセットで丁寧に身を骨から外す。頭は真ん中からふたつに割る。内臓は心臓や肝臓、胃袋を分けてはがす。頭から耳石と目玉をはずす。
いい匂いがするのか途中から猫が寄ってきて邪魔をする。私も解剖しているつもりが、気がつくと分解した身を無意識に口に入れて食べてしまう。2時間ほどで完成したのが、下の写真です。