ひとりで散歩

日曜の午後、妻は昼寝、息子はパソコンにかじりついてプログラミング中、娘は風邪気味、ということで、ひとりでふらっと散歩に出かけた。まずは、彦三大通りを武蔵が辻方面へ歩いて行くと、むさし山海祭りをやっていた。能登の海の幸山の幸、近江町市場の人達がお店を出して歩行者天国。どこもおいしそうだったが、お昼を食べたばかりだったので素通りして香林坊から広坂へ向かう。


広坂のしいのき迎賓館裏では、「ワイン金沢」というイベントをやっていた。たくさんの人達がワイン片手にいい感じで出来上がっている。テントで売っている料理もなんだか気が利いている。かなり惹かれて2,300円でチケット買おうかとかなり迷ったが、独りで呑んでてもつまらんと思い、21世紀美術館へ行った。


美術館には久しぶりに来たけれど、やっぱり良い。タレルの部屋でぼぉっと空を眺める。雲が次々に流れて表情を変える。いつまでも見ていても飽きない。あっ、トンビが横切った。


大和のショーウインドーは、草間彌生の水玉だらけ。


帰り道に、せせらぎ通りのオヨヨ書林によって古本を物色。


昌栄橋にたどり着く頃には、すっかり日が傾いてしまった。


オヨヨ書林で買ったのが辻嘉一の「包丁余話」。美術館では「ハウスキーピングブック」を買った。

本の装丁がなかなか良い。包丁の絵がすばらしい。