グーグル ネット覇者の真実

初めて内部に入り込んで取材することを許された著者が、会社創業時から2,011年までのグーグルを綴ります。いろいろな出来事をかなり詳細まで説明してあるので600ページもありますがテンポ良く読めます。ネットで莫大な収益をあげる方程式の答え(=アドセンス)を知ってしまったことを、周囲から必死で隠し通そうとするところや、データセンターを各地に極秘裏に建設していく経緯が面白い。


検索や地図、翻訳、ブックサーチ、ストリートビュー、いろんなサービスを手がけるにあったって、共通している彼らの行動基準。妙なしがらみや、出来ない理由はいろいろあるけれど自分の仕事でも、先ずはこんな風に大きく考えてみたいものです。

  • 「世界中の情報を整理して、誰でも簡単にアクセスできるようにする。」という原則に役立つかどうかで判断して、お金のことは後から考える。
  • 面白そうだと思ったらまずやってみる。問題が発生したらその時に解決を考える。

グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ

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