トゥルーマン・ショー

今日は長男の9歳の誕生日。彼が生まれたのは、私がまだ茨城県で働いていた頃です。出産予定日を2週間過ぎて、今日こそは産まれるかと待ち続けるのにも飽きてしまい、その日は妻と二人で映画を見に行きました。その時みたのがこの「トゥルーマン・ショー」です。お話はジム・キャリーが演じる主人公が砂浜で海を眺めている時に、突然、照明用のライトが空から落ちてくるところから始まります。あたりまえに生活していた世間が全て作られたものだったとしたら・・・・。実は主人公が生まれてからの人生は巨大なスタジオの中で営まれていて、彼の人生がショーとしてテレビで放映されている。本人以外は全員役者さんで演技している。彼がそのことに少しずつ気付いていくというお話です。笑えるけれども、空恐ろしいお話でした。もうすぐ子供ができるというのに妙なもの見てしまったなぁと半分後悔しつつ映画館を出たことを覚えています。その後、近くのインド料理屋でカレーを食べたら、そこのインド人の方に妊婦はそんな辛いもの食べてはいけませんと忠告され、家に帰ると、実家からたくさんの蟹が送られてきていて、その蟹を食べている途中に、妻が産気づき、大変だと二人で言いつつも蟹ももったいないので全部食べてからあわてて病院に駆け込みました。


とにかく、長男が産まれた日は、ちぐはぐな一日でした。

トゥルーマン・ショー [DVD]

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