食べかた上手だった日本人

昭和10年ごろに出版された料理本のレシピ紹介が主な内容だ。冷蔵庫が家庭に普及する前に、どうやって食べ物を保存してたのか?乾物、干物、塩蔵で保存して、自分の目と鼻と舌を駆使して腐っているかどうかを自分で判断する。近頃の賞味期限の表示に全てをお任せする感覚とは正反対の世界。


冷蔵庫は確かに食品を長持ちさせるけれど、所詮はゆっくりと腐っていくだけ。一方、干物や、乾物では、食べ物に新しい旨み、味が付け加えれれます。切干大根を自分で作ってみたくなりました。