宮本常一の写真に読む失われた昭和

「忘れられた日本人」等の著作で知られる、宮本常一さんが昭和30年代にとった写真の紹介。高度成長前の日本と成長中の日本がせめぎあっている。子供たちが集団でミミズにおしっこをかけている写真がある。おっぱい丸出しで藁を編むおばあさんの写真がある。アコーディオンを弾きながら物乞いをする傷痍軍人の姿がある。私もその残り火を感じた、昔の日本のリアルがある。


何げない街角の写真に時代を象徴する看板や風景が写っている。50年先の人は、現在の映像を見てどう感じるのかしら。

宮本常一の写真に読む失われた昭和

宮本常一の写真に読む失われた昭和