クラウドの衝撃

会社で使うパソコンやソフトウエアの管理って結構大変じゃないですか。台帳をつくって管理したり、ウイルス対策したり、バージョンアップに対応したり、セットアップしたり。職場でパソコン関係が少しはわかる人が全部責任負わされて、ボランティアでなんとかやってもらってるってことないですか。いっそのこと全部Gmailを始とする、Google Appsに全部置き換えたほうがどんなに設定が楽かと思うことがあります。


クラウドの定義から、クラウドの技術的な成り立ち、どんなプレイヤーが参入しているのか、どんな風に企業のシステムが変わっていくのか、網羅的に図も交えてわかりやすく説明します。


Googleは、コストを抑えるために、安価な部品を寄せ集めてサーバーを構成し、少々の故障が発生することを織り込んでシステムを作っている。

グーグルでは1,800台のサーバで構成されるクラスタ・コンピュータを1単位としてシステムを運用している。このクラスタにおいては1年間におよそ1,000台のマシンで故障が発生し、数千件のハードドライブの故障が起こる。

こんなに故障が起きてもシステム全体の運用に支障がでないような運用技術を持っていることがグーグルの強みだと言います。

グーグルはシステム管理、ネットワーク、そして付加分散に関する技術を、おそらくは検索アルゴリズムそのものよりも厳重に保護している。これは競合他社に対する同社のコスト優位性が、主にこれらのプロセスを自動化したことによってもららされているからだ。

クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった

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