「応援したくなる企業」の時代 マーケティングが通じなくなった生活者とどうつき合うか

モノが十分に行き渡ってしまった日本では、新しい機能を求めて商品を買うことはない。その企業の価値観、スピリッツに共感して応援するという形で、お金をだしている。そこには、企業対消費者の対立の図式ではなく、企業の価値観を、消費者がステークホルダーとして共に実現する構図となっていくだろう。だから、企業は良い機能のモノを作る事よりも、まず、そもそも「良い」ってなんなの、社会にどんな「しあわせ」を提供しようとしているのか、を考えるべきという本。つきつめると、企業は、効率的にモノを大量に生産するには適した組織だけれど、それでいいの?ということになる。


そもそも、うちの会社は何のためにあるの? そもそも、この仕事って何のためにやるの? そもそも、あなたは何がしたいの?って所から考えるのが大事なんだろう。


そもそも、腹減ったので朝飯は何にしよう。