春休みが終わって、新学期が始まった娘。初日は始業式と新しいクラスの発表。前の晩に、クラスのメンバーがどうなるかを矢鱈と気にかけて、「あー、いいクラスに入れればいいな。変なクラスになったら最悪や。」とぼやいていた。自分の時は、クラスのメンバーがどうなるかをあまり気にしたことがなかったので、なるようになるんだから気にしてもしょうがないのに。と思って聞いていた。

 

夕食の時にも、「新しいクラスどうなるんやろ。」と何度もつぶやいていたが、「ふうん、女子は何かと大変だね。」などと受け流していた。すると、突然、「いいクラスに入れればいいと思うのは、ちょっと上から目線かな。どんなクラスにするかは自分次第のところもあるし。」と言い始めた。

 

まさに、その通り。心の奥で手を叩く。心配してもどうにもならんことは心配する必要がないし、決まったクラスでせいぜい楽しく過ごすことが一番大事。

 

中学3年生にもなるとしっかりするもんだと、自分の娘ながら感心した。