卯辰山 桜 散歩
天気が良いので、妻と一緒に桜を眺めに卯辰山を散歩してきた。
まずは、馬場児童公園。ここは公園を取り巻くように桜がびっしりと咲いて美しい。近所の人が日常の延長として桜を愛でている雰囲気がいい。私的には金沢で一番好きな桜。
東茶屋街の宇多須神社の裏から卯辰山を登る。卯辰山工芸工房から車道を歩いて望湖台へいく途中を左に折れて、「400年の森」へと下る。子供が通っていた幼稚園の春の遠足でなんどもきた場所だ。その当時は、卯辰山の裏のひっそりとした、知る人ぞ知るという雰囲気の場所だったが、今は400年の森として綺麗に整備された。綺麗に整備されすぎて返って、薄っぺらい雰囲気になったのは残念。それでも、斜面の途中から眺める桜は美しい。ベンチで家から持ってきた、きゅうり、卵、ハム、チーズを具にしたサンドイッチを食べながらワインを飲んでいい気持ちになる。
途中で見つけた一本だけひっそりと咲く桜
再び、卯辰山を登り見晴台へ。見晴台近くの車道から杜の里、浅野川を望む。
見晴台から、常盤町緑地へ降りる。ここは、明治時代に牧場だった場所で、開けた芝生の広場があり、その周りに桜が植わっている。子供達が幼い頃は、何度もお弁当持参で遊びにきた。今日も、小さな子供を連れた家族連れが何組かお弁当を食べたり、芝生の上でダルマさんが転んだをして遊んでいる。車が直接は入れない、駐車場から少し歩かないと行けない場所なので、混雑しなくていい。
最後は、子供達が通った幼稚園。これから建て替えの工事に取り掛かるそうで、この園舎と桜を拝めるのは今年が最後。懐かしや。