流星ワゴン

あたりまえのことですが、一生自分の父親と同じ年齢になることはできません。父親の説教は、説教されているときはなんだかうっとおしくてまじめに聞くこともなかったのですが、当時の父と同じ年齢になり子供を持つようになった時に、あの時はこんなことを言っていたのかと思います。「こんなとき、自分の父だったらどうしてるだう。」と相談したくなることもあります。


なにもかもうまくいかなくて死にたくなった主人公は、旧型のオデッセイに乗って、自分の人生の重要な岐路となった日に戻り、そこで、自分と同じ歳の父親に合います。二人は少しでも未来をいい方向へ変えようとしますが、未来は変えられません。でも・・・・。


「自分と父」との関係をタイムマシンで過去に戻ったように「子供と自分」の間で再現しているようなところもあります。

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