ひとりで居酒屋へ

4月1日から異動で仕事が変わりました。今までは、内向きの管理のお仕事でしたがこれからは外のお客様と接する仕事になりました。毎日スーツを着て、家を出る前には鏡に向かって笑顔を確認してから出勤するように。この前まで作業着を着て不機嫌な顔で同僚にどなりちらしていたことを思えばえらい違いです。自分の果たすべき役割もよくわからず、一週間を終えてみると疲れてへとへとです。一人でのんびり飲みたくなり、今日は仕事を早々に切り上げてきました。


最近主計町にできた居酒屋さんへ行って来ました。一人で入るには少々敷居が高かったのですが思い切って入ってみました。一人ですみませんといいつつカウンターへ。最初は一人で少々居心地が悪かったのですが、しばらくすると、お一人様がもう一人隣に来ました。お互いに話もせずにそれぞれ飲んでいたましたが、売れなくなったブラウン管テレビを大量に買い占めてインドで売りさばいて大もうけした人がいる、という話をきっかけになんだか話が盛り上がってしまいました。その人は旅行会社を営んでいるそうで、毎年インドに行っているとのこと。出身は大阪の豊中市。大学時代に私も豊中に住んでいました、というと私がすんでいたところの近所に住んでいたとの事。最近主計町で、町屋を買って改装して、宿を経営しているとのことでした。開店するまでに、昔のままの工法でやったら改装に2年かかったとか、役所との折衝に苦労したとか、面白い話を聞かせてもらいました。自分の好きなことをしている人は、年齢関係なく楽しそうです。


浅の川沿いを夜風に吹かれて、よろよろと気分よく帰ってきました。