読み聞かせ

息子とふたりで留守番していたこの前の週末。寝るときに、彼が「本を読んであげようか。」と言う。小学校2年生くらいまでは、ベッドで本を読んでやったもんだが最近は読むこともなくなっていた。今回は思いがけず息子が読んでくれるというので、かなりうれしい。「何読んでくれるん。」と聞くと「のび太という生き方。これ結構面白い。」とのこと。
こんな本です。

「のび太」という生きかた―頑張らない。無理しない。

「のび太」という生きかた―頑張らない。無理しない。


3ヶ月ほど前に、本屋で好きな本買ってやろうかといったら、彼が自分で選んできた本だ。副題に頑張らない、無理しない生き方とあるので、小学生に読ませるのはいかがなものかと、一瞬迷ったが、本人が読みたいと思った本を、読みたいと思ったときに読むのが大事だと思い、何も言わずに買ってやった。


10分ほど息子が読んでくれるのを聞いていたが、いつの間にか寝てしまったらしい。残念なことに本の内容は、よく覚えていない。しかし、声変わりした息子の太い声で本を読んでもらいながら、眠りに落ちるというのは、有難い体験だ。これからも、そうそうあることじゃないだろう。


翌日は、お返しに、私が最近読んで非常に面白かった、「ミラーニューロンの発見」を読んでやった。5分もたたずに寝てしまいましたが。