加賀市の実家近くの海岸から打ち寄せる波を眺める。海岸までの道路は除雪されておらず、長靴履いて歩いて行く。
写真を撮ろうとiPadを構えると、強風に飛ばされそうになる。波しぶきが霧のように舞っているのでしばらくすると全身湿っぽくなる。
海岸のテトラポットや堤防に波がぶつかって砕け散る様子や、沖の方から次々と押し寄せる波を眺める。波はどれ1つとして同じ形にならない。北斎の絵のように綺麗な波もあれば、中途半端に崩れてぐじゃぐじゃになった波。堤防を超えるような大きな波を期待して待つが、なかなか来ない。かと思いきや来るときは立て続けにやって来る。
寒ささえ耐えられれば、ずっと見てられる。