夏休みらしいバーベキュー

 娘の高校もようやく夏休みに入ったけれど、毎日コロナの感染者が増え続けている状況では、旅行にも行けず、外食するのも気がひける。

 

3月から家族揃っての出かけていないので娘もストレスが溜まっているのだろう、夏休みらしいことをしたいというので、バーベキューをすることにした。妻もたらふく肉を食べたいという。肉を調達するために、11時ごろコストコに行く。精肉コーナーでTボーンステーキ1300グラムが7,000円。赤身のステーキが1キロで4,000円。どちらにしようか悩む。せっかくなので、そう何度もするわけでないので、とか、二人で顔を見合わせ言い訳しながら、Tボーンステーキをカートに入れる。羊も食べたいので、ラムの骨つき1,9001円もカートへ。せっかく来たので、ワインを赤白一本づつ、ギリシャヨーグルト、牛乳、卵、ポテトチップス、ソーセージ、生のラズベリー、チェダーチーズのブロック、シリアルを購入。

 

昼間は肉を焼こうという気持ちが萎えるくらい暑かったので、6時近くになって少し日が陰った頃に2階のベランダでキャンプ用のテーブルとバーベキューグリルをセットして、炭に火をおこす。

 

30分ほどして火力が安定したことを確認して、まずは羊を焼く。羊はローズマリー入りのオリーブオイルでマリネしておいた。付け合わせのじゃがいもは厚めにスライス、玉ねぎは丸ごとアルミフォイルに包んで焼く。娘の希望でしっかり目に焼け上がったら、骨を手でつかんで肉にかぶりつく。羊のいい香りが鼻を抜ける。一人2本、それぞれペロリと食べる。

 

じゃがいもをじっくり焼いて、ホクホクにして食べた後に、いよいよTボーンステーキを焼く。厚さが3センチくらいはありそうなので、炭火をならして、肉全体に満遍なく火が当たるように調整してから肉を載せる。火が暮れて暗くなったので、ベランダの照明だけでは、肉の焼け具合を確認しづらい。娘に懐中電灯を持ってきて、照らしてもらい、肉の状態を確認しながら焼く。何度かひっくり返しながら20分くらい焼いたところでトングを押し当てて硬さをみると、肉が締まった感じがした。もう大丈夫だろうと、妻に肉を台所に持っていき、切り分けてもらった。

 

切った肉の断面をみると、ウエルダンの部分とミディアムレアの部分がいい具合に混ざり合っていて、それぞれの好みに合わせて食べれられる状態でうまくいった。

 

Tボーンステーキは骨を挟んでフィレとサーロインの両方を味わえるのが醍醐味。フィレの部分は脂身が少なくあっさりして、柔らか。サーロインは適度な脂身があってうまい。最初は、こんなに沢山の肉、誰が食べるんだと、みんな諦め気味だったが、食べ始めると、次々とお皿に手が伸びて、気がついたら最後の一切れになっていた。

 

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