BOOKDAYとやま、ますの寿司

富山市総曲輪のグランドプラザで開催されていた「BOOKDAYとやま」へ行ってきた。北陸の古本屋さん、新刊の本屋さん、中古レコード屋さんなど約40店が勢ぞろいするのだ。特に目的もないけれど面白い本でもないか一通り回る。レコード屋さんのスペースが広くとってあり、古本の品揃えは期待していたほどではなかったが、普段行くことのない古書店の棚を見れてよかった。やはり郷土史ものは地元のお店でしか手に入らない。
 
気になる本は色々あったものの、結局買ったのは、鶴見良行の「ナマコの眼」のちくま文庫版。図書館で何回か借りたことがあるけれど、最後まで読んだ記憶がないので、手元に置いて気が向いたらいつか読むつもりだ。
 
妻は有元葉子の「わたしの日常茶飯事」と工藤直子の「まるごと好きです」のちくま文庫版を買っていた。
 
 
せっかく富山に来たので、鱒の寿司でも買って行こうと街をウロウロしていると、富山大和の向かいに「幻のます寿司」の看板を見つけて吸い寄せられるように中に入る。2,300円と少々高かったが晩御飯で3人で食べようと買ってみた。ここは寿司工房大辻という本店が立山町にある会社。金沢にいると源の鱒の寿司を食べる機会が多いが、富山では沢山のお店がそれぞれ作っているので、いろいろと試してみるのが楽しい。
 
晩御飯で食べたところ、鱒の身は分厚く酢での〆具合はソフトな感じで生っぽい食感。わたしはもう少し酢が効いていた方が好みだけれど、これはこれで美味しい。