富山県美術館からサントシ

連休の最終日、妻を誘って富山県美術館で開催中の「日本の美 美術Xデザイン ー琳派、浮世絵版画から現代へー」を見てきた。

 

琳派の屏風絵や浮世絵をデザインの一種として捉えた展示。浮世絵版画の実物を間近でじっくりと見ることができた。版画の緻密さ、庶民の関心を引くための奇抜なデザインの手法が面白い。

 

夕立の降りしきる橋の上を人々が走る、広重の「大はしあたけの夕立」は、角度と色の濃さを変えた2種類の線で雨を表現している。北斎の絵はどれも青色が綺麗だ。

 

昭和のポスターコーナーでは1964年の東京オリンピックのポスターも展示してあった。シンプルながら緊張感のある構成がいい。

 

この美術館は常設展もいい。ピカソシャガールなど有名どころは常時見ることができる。椅子のコレクションの展示では、実際に何点かの椅子に座ることができる。今回は、スワンチェア、前回は、イームズのラウンジチェアに座った。毎回どんな椅子に座れるか楽しみだ。

 

管内のレストランとして、オムライスで有名な東京の「たいめいけん」が入っているのだが、今回は満員だったのでパス。駅近くの「サントシ」というインド料理屋でカレーを食べて帰ってきた。

 

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