心という難問 空間・身体・意味

 

私には赤色に見えている海に沈む夕日は、隣に座っている人にも同じように見えているのかしら。太陽の光が目には入って網膜に捉えられ、その信号が脳に送られて赤いと感じられるのであれば、各自の脳の処理の仕方によって、それぞれが全く違う景色を見ているのではないか。そもそも、光の実体などなくて全ての意識経験は脳が作り出しているんじゃないか。ビーカーに浮かんだ脳が私の意識経験の全てを作り出しているのでは。

 

というような、疑問を抱いたことがある人にオススメの本。私は小学生の頃そんな考えにとりつかれたことがあります。

 

この本で、著者はそんなことない、

私は世界そのものを知覚している。目の前の一本の気は確かに実在し、私はその実在する木そのものを見、その梢で囀っている鳥の声そのものを聞いている。また、私の周りにいる他者たちも私と同様にさまざまなものごとを知覚し、感じている。

 

素朴実在論でもなく、実体と意識を想定する二元論でもなく、意識だけしかないと考える一元論でもない、著者の考え方を、段階を踏んで丁寧に説明していきます。読んでいて、「もうええわ。」と言いたくなるくらい、丁寧に細かく一歩一歩論証を進めていきます。読者をなんとか結論まで連れて行こうとする執念がすごいです。

心という難問 空間・身体・意味

 

 

その他の野矢茂樹さんの著書はこちら。「論理トレーニング」は、鉛筆片手に問題を解きながら読むと面白いです。是非。

野矢茂樹 の検索結果 - benton雑記帳

kindle風呂

風呂場にkindleを持ち込んで、湯船に浸かりながら読書すると大変心地よいことに、最近気がついた。

 

防水のため、kindleジップロックに入れる。中くらいの大きさのジップロックの間口がkindleの縦の長さとぴったり同じなので、手に持った時にぶかぶかしなくていい。

 

湯船に浸かり本を読む。風呂の蓋を半分閉めて、蓋をテーブル代わりにして肘を支えながら読むと姿勢が楽だ。そうすると半身浴の姿勢になるので長時間使っていてものぼせない。

 

何もなしで湯船に浸かると、5分もじっとしているとイライラしてくるのだが、本を読んでいると30分でも1時間でも気にならない。1時間もすると全身から汗が噴き出して、体の芯から温まる。

 

これまでも時々、いらなくなった雑誌や文庫本などを風呂に持ち込んで読むことがあったが、どうしても湿気を吸い込むので紙がシワシワ、ゴワゴワになって後で悲しい気分になる。kindleならそんな心配もいらない。

 

昨晩も1時間以上kindleで読書しながら風呂に浸かっていたので、今朝目覚めた時、心地よい疲労感とともに、体の奥の緊張がほぐれた感じがした。

 

卒業式

 3月3日の金曜日に息子の高校の卒業式があった。残念ながら私は仕事だったので、妻に行ってもらった。立派な卒業式だったそうだ。

 

卒業式が終わって大きな区切りがついたねと妻と話している。生まれた時、高校卒業までの18年間ははるか彼方のように思ったけれど、今振り返ってみるとあっという間だった。

 

アメリカから日本に帰ってきた翌日に妊娠していることがわかって、茨城で生まれた。妻の両親からも私の両親からも離れた土地で育児をした妻は大変だったと思う。1歳の時に東京、3歳で金沢と引越しが続いた。次々と生活の場が変わってそれに合わせるのは大変だっただろう。そのせいなのか、彼はアウェイの環境に放り込まれてもしぶといようだ。

 

これから我々が彼に対してしてやれることなど知れている。学費を出して、たまに家に帰ってきたらご飯を腹いっぱい食べさせてやるくらいだ。

 

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12年前の懐かしい写真。

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OH LIFE で昼ごはん

風邪をひいて咳が止まらないので、午後の仕事を早めに切り上げた。帰りのバスに乗って武蔵ヶ辻のバス停まで来た時に、ふと思い立ってOH LIFE で昼ごはんを食べることにした。

 

OH LIFE は、いわゆるブックカフェ。食べ物関係の本が並ぶ店内でお茶できる。ご主人が店内で焼いているパンと、スープがおいしい。サツマイモのポタージュとフライドエッグトーストを頼む。

 

ポタージュはサツマイモのほのかな甘みが感じられて美味。真ん中にちょこっと落としてくれた黒ごまが香ばしい。フライドエッグトーストは、厚めのトーストにチリビーンズを乗せて、さらにその上に半熟の目玉焼きが乗っている。とろとろの黄身とスパイシーなチリビーンズが混ざり合ったところがうまい。

 

街中で、おいしいもの食べてのんびりできるお店です。

https://www.facebook.com/ohlife/

人工知能のための哲学塾

著者の三宅燿一郎さんはコンピュータゲームの中のキャラクターを人間らしく動かすための道具として人工知能を研究している人。

 

キャラクターの人間らしい動きって何なの? また、人間らしい動きを成り立たせる、人間らしい心とは何かを考える。考えるためのとっかかりとして、フッサール現象学や、ユクスキュルの環世界という考え方、メルロ・ポンティの身体感覚などを持ち出してきます。

 

テーマ毎に簡単に哲学の考え方を説明して、ゲームに応用すると、こういう風に人間らしくなるんじゃないかと考察を進めていきます。著者がこれまで考えてきたことを吐露していく内容なので、こうすればこうなると明確な答えが書いてあるわけではありません。

 

しかし、人工知能現象学への入り口として、今後自分で調べたり、本を読んでいrくきっかけとして大変興味をかき立てられる本でした。

人工知能のための哲学塾

 

著者には、人工知能の現在をきっちり整理したこんな本もあります。

絵でわかる人工知能 明日使いたくなるキーワード68 (サイエンス・アイ新書)

フッサールの入り口として読んでみたいと思った本

デカルト的省察 (岩波文庫)

 

生物は自分の都合に合わせて世界を見ているという、「環世界」について

生物から見た世界 (岩波文庫)

 

 

ミネストローネ風スープ

娘が食欲ないというので、食べやすいスープをと思いミネストレーネを作った。

 

玉ねぎと人参を大きめのみじん切りにして、ニンニク、オリーブオイルと一緒に鍋に入れて蒸し炒めにします。蒸し炒めというのは、油が全体にまわるくらいに炒めた後は鍋に蓋をして、野菜の水分で蒸らしながら炒める調理法です。そこに、ベーコン、かぼちゃ、ピーマン、きのこ、この前味噌を仕込んだ時に余ったゆで大豆と、トマトの水煮缶を入れて煮込む。トマトの酸味が取れて甘く感じるようになったら出来上がり。

 

仕上げにパルメジャーノレジャーノをふりかけて出来上がり。

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岩波講座 日本歴史 第3巻 古代3

天智朝、天武朝から奈良時代の終わりまでを扱う。

 

律令制のところで「公廨」という言葉が出てくる。「くがい」と読む。もともとは、官衙の建物を指していたが、そこから官衙の収蔵物、収入を指すようになり、官人の給与に当てる収入を指すようになる。公廨稲といえば主に国司の収入を補填するために国司に無利子で貸し出す種籾を指す。

 

「廨」という言葉は現代のお役所でも使われている。役所の出先機関のうち出納業務を取り扱う機関を指す。つまり歳入のある出先機関だ。初めてこの言葉を見かけたときは何て難しい言葉を使うのかと思ったけれど、律令制から綿々と使われ続けられてきた言葉かと思うとなんだか大変ありがたい。

 

唐と日本の律令制の比較で面白かったのは、唐の官人への給与は、身分に対して支払われるのに対して、日本の場合は勤務日数に応じて支払われる性格が強いという点だ。この頃から、長時間働く人の評価が高かったのかい、と突っ込みたくなるプレミアムフライデーでした。

古代3 (岩波講座 日本歴史 第3巻)

 

あっさりラーメン

娘が木曜日から体調を崩して、素うどんしか食べられなかったけれど、土曜になって少し回復したのか、あっさりしたラーメンを食べたいというので少し気合を入れてラーメンを作ってみた。

 

スーパーで鶏の手羽先を12本買ってきて、長ネギと生姜と一緒に鍋に入れてゆでる。40分くらいしたら手羽先を取り出して、関節のところで根元と先端を切り分ける。根元の部分は肉として食べるので冷蔵庫で保管。先端の部分を再び鍋に戻してさらに30分くらい煮込んでダシを取る。

 

鶏スープが出来たところで、ラーメンに使う分を別の鍋に取り分ける。こちらにはパックのかつおだしを追加して、日本酒、塩、醤油で味を整える。

 

中太の生麺を茹でて、丼に入れてスープを注ぎチャーシュー、メンマ、長ネギの小口切りを盛り付けて出来上がり。

 

うまそうにラーメンをすする娘を見ているだけで幸せ。

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サーモス真空断熱フードコンテナー

 ここしばらく職場の食堂でお昼ご飯を食べていたのだが、定食だと揚げ物や炒め物などおかずが少し重たく感じるし、かといって麺類や丼ものだと炭水化物が多すぎるのか午後眠くなる。

 

そこで、弁当を持って行くことにした。小さめのおにぎり一つ。それと、朝ごはんの時に作ってもらった具沢山の味噌汁を保温機能のあるフードコンテナーに入れて持っていくことにした。

 

あったかい汁物のおかげで、おにぎり一つだけでも満足感があるし体もあったまる。朝の味噌汁と同じものを入れれば、弁当のためのおかずを別に作るよりも簡単に準備できる。

 

ミネストローネや中華スープにも挑戦したい。カレーやシチューもいい。雑炊はどうだろう。

サーモス 真空断熱フードコンテナー 0.38L ネイビー JBI-382 NVY

サーモス 真空断熱フードコンテナー 0.38L ネイビー JBI-382 NVY

 

 

幻影の明治 名もなき人びとの肖像

 江戸の人々の生活の肌触りを丁寧に掘り起こした「逝きし世の面影」の著者、渡辺京二が明治の人々について書く。

 

「第一章 山田風太郎の明治」では、山田風太郎の明治期に題材をとった推理小説から、庶民の行動、考えていたことを説き起こす。

 

「第三章 旅順の城は落ちずとも」で司馬遼太郎の「坂の上の雲」の書き出しをこき下ろしているところが面白い。

明治初年の日本ほど小さな国はなかったであろう。産業といえば農業しかなく、人材といえば三百年の読書階級であった旧士族しかいなかった。

国としてはポルトガルやオランダのほうがすっと小さいし、江戸時代末期には日本各地で特産品が生産され市場経済は豊かに花開いていた。また、町人、農民にも学問、武術は浸透していた。渋沢栄一も、間宮林蔵も農民出身だ、なんて与太話をしているんだと、けちょんけちょん。明治維新を素晴らしかったと持ち上げるために、江戸の日本を矮小化しているんじゃないかと言います。

 

「第四章 士族反乱の夢」は自由民権運動を扱う。著者は、自由民権運動とは、他藩の士族が薩摩、長州藩の権力独占に異議を唱え、士族層全員に参政権を与えるように要求した政治運動であり、決してルソーの思想に影響された平民の運動ではないと、冷めた見方をする。

 

様々な先入観にとらわれることなく、資料を丁寧に読み込んで、時代の雰囲気、気分を掘り起こそうとする姿勢に魅かれる。

幻影の明治: 名もなき人びとの肖像

幻影の明治: 名もなき人びとの肖像

 

 

逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)

逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)

 

 

セカンドハンドの時代 「赤い国」を生きた人々

 ベラルーシ出身のノーベル賞作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチがソビエト時代のことやソビエト崩壊後の暮らしのことを、市井の人々から聞き取ってまとめた本。インタビューの時期は1991年から2012年。

 

600ページが文字でびっしり埋め尽くされている。人々が話す内容は、1917年のロシア革命の頃、赤軍兵士として村の富農一族を皆殺しにしたこと、スターリンの時代に両親が政治犯として強制収用所に連れ去られ、親戚の間でたらい回しになりながら育ったこと。ナチスドイツとの戦いに兵士として参加したものの、捕虜になったばっかりに戦後に迫害された話。誰かの密告により逮捕され、仲の良いご近所さんに子供を託してシベリア送り、17年過ごして帰ってきたらソ連崩壊。過去の公文書を閲覧できるようになったので自分が逮捕された経緯を確かめに行ったら、子供を託していたご近所さんが密告していたことが判明した話。ソ連崩壊後のカフカス地方での民族紛争で家族を殺されたロシア人。難民となってモスクワに逃れてきたアルメニア人、アゼルバイジャン人。ゴルバチョフペレストロイカに希望を託したけれど、ソ連が崩壊して全てを失い文字通り路頭に迷う人々。アフガニスタン紛争から帰還したものの、精神的におかしくなって飲んだくれになってしまった兵士たち。

 

彼ら、父の世代は失望している。二重の敗北感をいだいているんです。共産主義思想そのものが破綻したこと、そして彼らは、そのあと起きたことが理解できず、受け入れることができないでいる。彼らが望んでいたのはべつのもの、もし資本主義なら、人間の顔をした、魅力的な笑顔の資本主義。いまの世界は彼らのじゃない。よそ者の世界。

 

幸せな話はほとんでない。ありとあらゆる不幸が綴られる。これでもかというくらい逮捕、拷問、虐殺の話が登場する。平凡な日常生活の裏にあって、何かのきっかけで噴出してくる暴力。

 

20世紀のロシアに特有のことだも思えない。アフリカ、中東、南米、ヨーロッパ、アメリカ。世界のどこであれ、何かあれば敵と味方を区別を前面に押し出して暴力が前面に出てくる。

 

この70年間の日本が幸運だったのかもしれない。

セカンドハンドの時代――「赤い国」を生きた人びと

セカンドハンドの時代――「赤い国」を生きた人びと

 

 

牡蠣のオイル漬け

広島のおばさんが、たくさん牡蠣を送ってくれた。いつもなら酒蒸しにしてみんなで食べるところなのだが、今年は息子の受験が目前に迫っているので、万が一のことを警戒して私以外は食べたくないと言う。私一人では一度に全部食べきれないのて、よく火を通してオイル漬けにした。

 

殻ごと中華鍋に入れて酒蒸しににする。殻を開かせたところで身を取り出す。身をニンニクと鷹の爪で香りをつけたオリーブオイルと日本酒で蒸し煮にする。水分が煮詰まったら醤油をたらして煮詰まった牡蠣のエキスをからめる。

 

牡蠣を広口瓶に詰めてオリーブオイルを入れて完成。殻付きで一斗缶に半分くらいあったがオイル漬けにしたら瓶に収まった。今週のおつまみが完成。

 

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石引パブリック

土曜の午後、散歩がてら歩いて県立図書館へ本を返しに行ったついでに、図書館の裏の階段を上って、出羽町に上がりそのまま、石引パブリックに行ってきた。

 

デザイナーの方が経営しているので、アートやデザイン系の本ばかりかと思ったら、食べ物系、音楽、映画、人文系など幅広い分野の本がこじんまりとまとめて置いてある。私の好みの本がたくさんあったので1時間ほど立ち読みして、「書いて生きていく プロ文章論」と「断片的なものの社会学」を買ってきた。

 

店内には、お茶できるスペースもあって居心地が良さそう。繁華街からは遠いし、小さなお店だけれど、私が立ち読みしている間にも4、5人のお客さんが来ていました。

printing - 本と印刷 石引パブリック

断片的なものの社会学 人の語りを聞くということは、ある人生のなかに入っていくということ。

著者は社会学者の岸政彦さん。沖縄から本土に出稼ぎに来た人たちにインタビューした「同化と他者化 戦後沖縄の本土就職者たち」や、ホームレスや同性愛者などの身の上話を綴った「街の人生」などの著書がある。

 

この本は、市井の人たちにインタビューする中で出会った、本に取り上げるほどではないくらい些細だけれども、心に突き刺さったエピソードとそれを巡る著者の考察からできている。

 

元ヤクザ、風俗で働く女性、ハンセン病患者、新世界の路上でギターを弾くおじいさん。普通じゃないとレッテルを貼られた人たちのことを知ることは、普通の人の社会のあり方を知ることだ。と著者は言います。

いま、世界から、どんどん寛容さがや多様性が失われています。私たちの社会も、ますます排他的に、狭量に、息苦しいものになっています。この社会は、失敗や、不幸や、ひとと違うことを許さない社会です。私たちは失敗することもできませんし、不幸でいることも許されません。いつも前向きに、自分ひとりの力で、誰にも頼らずに生きていくことを迫られています。

 

理不尽で惨めで辛いけれど、そんな状況になんとか折り合いをつけて生きていく。それは、弱者と言われる人に限られるのでなくて、普通の側にいる人間にとっても、明日にでも起こりうること。どうすべきかという答えを教えてくれる訳ではない。ただ向き合う。現代版の「日本残酷物語」のようだ。

断片的なものの社会学

断片的なものの社会学

 

 

書いて生きていく プロ文章論

 このブログを書き始めたのは、今の仕事に転職して文章を書く機会が増えたから。それまでは経理で働いていたので作る資料は基本スプレッドシートのみ。説明の文を書くとしても箇条書き程度だった。ぐだぐだと長く書くのは嫌われた。

 

それが転職してからは、挨拶文やら答弁案やらとやたらと長い文章を書く羽目になった。それで一番困ったのが、まず、求められる分量を書けないこと。次に考えていることがちょうどいい具合に相手に伝わるように書けないこと。言葉足らずになったり、相手に不快感を起こさせるような強すぎる言い回しになったり、必要以上にどうでもいいことを細かく説明してみたり。

 

とにかく毎日少しでも書けば上手くなるんじゃないかと思い10年前にブログを書き始めた。書き続けてみて自分が一番変わったと思うのは、上手く書こうとしなくなったことだ。最初の頃は、少しでも気の利いたことを書こうとか、上手い言い回しはないかとか、賢そうに思われたいという気持ちが先走ってしまい、キーボードを前にしてうんうん唸っていた。

 

今はこの文章で書きたいことはこれ、とテーマを一つだけに絞って、素直にストレートに文字にしてみる。あとはその補足のつもりで前後に文章を付け加える。書いていると色々と言いたいことが頭に思いうかぶが、テーマは一つだけ。

 

この本には、誰に何のために書くのか明確になっていますか? 形容詞を多用してないですか?など、文章を書くときの実践的な心得と、インタビューする際の心得が、わかりやすく書いてあります。仕事で文章を書いたり、商談で人に会って話を引き出すことがある人にオススメです。

書いて生きていく プロ文章論

書いて生きていく プロ文章論