日本人の足を速くする

  日本人の体の構造に合ったトレーニングをして、最も効果的な体の動かし方を体得すれば、だれでも足が速くなる。ざっと見積もって100m走で平均0.3秒速くなると言います。世界陸上の400mハードルで銅メダルを2回もとった為末さんにそう言われると、試してみようと思う。

 

 息子が高校の部活で三段跳びをやっている。この前の大会では、12m32cmとあと少しで県大会で入賞に手が届きそうなれべる。親の欲目かもしれないが、跳躍そのものはそこそこの形になっているのですが、いかんせん走るのが遅すぎる。少しでも速く走れる方法はないものかと思っていたらこの本が目にとまった。

 

為末さんによれば、欧米人に比べて、日本人は骨盤が後ろに傾いているので同じようなフォームで走ると、推進力が上に逃げてしまうらしい。できるだけ前傾してけつまずく体を支えるために足を踏み出すようなイメージで走るといいらしい。

 

早速息子に薦めてみたら、神妙な顔をして読んでいた。次の大会が楽しみだ。

日本人の足を速くする (新潮新書)

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