ひゃくまん穀
柔らかめのご飯が好きか固めのご飯が好きかは、人によって好みがはっきりと別れるところ。私の好みは固め。結婚した時には、妻に、ご飯だけは固めに炊いてくださいとお願いした。柔らかく炊いたご飯は、お釜の中で米粒と米粒が融合して団子になってしまうことがある。その団子ようなの食感が嫌いで食べられないのだ。
飯粒が融合して、ご飯が団子のような食感になるのは嫌いだけど、団子やお餅そのものは大好きなのでややこしい。赤飯やおこわなどもち米も好きだ。しかし、普通の白米だけは飯粒の一粒づつが際立ったシャキッとした食感が好み。
石川県が独自に開発したお米の品種、「ひゃくまん穀」は、大粒で、粘り気が強くて、しっかりとした粒感で食べ応えがあるとのことで、10キロ買って食べてみた。
食べてみた感想は、固めのご飯好きとしてはもっちりしすぎてもう一つ。普通に炊くと柔らかめになってしまいお釜の中で団子になる。お弁当に入れると粘り気が強くて塊になり食べづらい。自分がサクッとさらっとした食感のお米が好みだということにあたらめて気づいた。
普通に炊くと柔らかめになるということは、作る側もわかっているらしく、他のお米よりも水量を少なく、浸水時間を短くするように注意している。
大粒の食べ応えや、粘りの強さは確かにおむすびにぴったりだと思うので、次回は水少なめで炊くようにする。