2017-01-01から1年間の記事一覧
息子と二人でシーカヤックに行ってきた。「カヌーあいらんど」の1日ツアーを7月に予約していたのだが、大雨と雷で中止になったので、一ヶ月後に仕切り直しで参加したのだ。 カヌーあいらんど:http://www.dab.hi-ho.ne.jp/canoe-island/ しかし、今回も朝…
第6巻は院政期から治承・寿永の乱、鎌倉幕府の成立あたり。第7巻は鎌倉時代と建武の新政を扱う。治承・寿永の乱というのは源平の戦いのこと。最近はこういうらしい。 律令体制が確立したのち、権力の中心は、天皇家から、摂関家、院、武家政権へ移行する。武…
オープンイノベーションというのは、企業が技術開発する際に全てを自前で開発するのでなく、他の企業やいい技術を持っているのであれば、その技術を取り入れて、より良い製品をより短期間で開発する手法のこと。 技術を求める立場、技術を提供する立場に分け…
世の中がどう変化していくかわからず、しかも変化のスピードがどんどん速くなっていく中で、どうすれば生き残っていけるのか。生き残るための原理原則を伊藤穰一が語る。 先行きは不透明なので、何が正解かは誰もわからない。つまり、どうすればいいかをあら…
娘がニューヨークでの2週間の語学研修から無事に帰ってきた。 学校以外の場での行事には、友達が一緒じゃないので参加したくないと言い続けていた娘が、今回は珍しく自分から行きたいと言い出したので費用はかなりかかったけれどこの機会を逃すまいと参加さ…
今年も玄関先に植えてあるブルーベリーの実が色づき始めた。これからしばらくは毎朝食べ頃の実を摘むことが日課になる。摘みたてのブルーベリーを朝食に食べられるのは嬉しいが結構な量の収穫になるのでジャムにしたり冷凍したりする。 そう言えば、去年採れ…
メジャーリーグ、オークランドアスレチックスのゼネラルマネージャーが、どうやって、乏しいお金でプレーオフに出場できるような強いチームを作ったかというお話。 まず、野球というのは、できるだけアウトを取られずに攻撃し続けることを目指すゲームだと考…
七尾のモントレージャズフェスティバルに行ってきた。 11時50分発の臨時列車「モントレージャズ号」で金沢駅を出発。車内でジャズの生演奏もあり気分が盛り上がる。 13時30分頃、七尾駅に到着。会場の七尾マリンパークまで10分ほど歩く。天気予報では曇りで…
一般相対性理論と量子力学を統一して説明する重力量子理論の一つである「ループ量子重力理論」を解説する。空っぽの空間があり、その中で素粒子が動いているのではなく、空間自体が粒状になっているという考え方。粒状ということは空間にも、原子のようにこ…
今さらライト兄弟の伝記なんて、と思ったがアメリカでベストセラーになったというので読んでみた。今まで知らなかったことや意外なことがたくさんあって面白かった。 ライト兄弟は、1899年から飛行機の研究を始め、1900年から1902年にかけての3年間は飛行機…
この映画には悪人も登場しないし、ヒーローもいない。そこいらにいる普通の人たちが、巡り合わせでしくじってしまったり、神経質だったり、お酒を飲みすぎたりとそれぞれが何かしらの困難を抱えている。 そんな困難は一気に解決することもなく、心の奥底に押…
舞台は1300年頃のイタリアのとある修道院。そこで修道士が殺される。院長はフランチェスコ会の修道士ウィリアムを招き事件の調査を依頼する。ウイリアムと彼の弟子アドソは修道院内で調査を始めるが、その中でも次々と修道士が殺されていく。事件の鍵は古今…
私の実家は海のすぐ近くにある。 歩いて3分で海岸に着く。夏になると、家で水着に着替えて浮き輪を腰にセットして海まで歩いた。午前中から泳ぎ始めると、昼頃に母がおむすびとスイカを持ってきてくれる。それを食べて夕方まで泳ぐ。 昼間は暑いので、夕方、…
増谷文雄が阿含経典の中から重要なものや、釈尊の言葉をよく伝えている文章をを選んで解説し現代語訳したもの。中部経典と長部経典、釈尊の入滅を扱う。 中部経典の一夜賢者経から、 過ぎ去れるを追うことなかれ いまだ来らざるを念うことなかれ 過去、そは…
朝のランニングで、近所の小学校のグランド横を通ったら、グランドを囲う塀の上に菓子箱のような白い箱が置いてあった。上蓋に鉛筆書きで「宝箱」と大きな字で書いてある。その後に「1円以上入っている」と続いている。 「なんだこれ。」と思わず立ち止まっ…
ミャンマーの上座部仏教の僧侶であるウ・ジョーティカ師が、ウィパッサナーと呼ばれる上座部仏教で伝統的に行われている瞑想法の詳細を述べた本。オーストラリアで行われた瞑想についての連続講義をまとめたもの。仏教のバックグラウンドがないオーストラリ…
妻のお客さんが来るので、土曜の夕方は2時間ばかり家の居間を開けなければいけない。寝室でじっとしてしていてもいいのだが辛気臭いので街に出かけた。武蔵ヶ辻のドトールで本を読もうかとも思ったが、七福で刺身をつまみに燗酒を呑むことにした。 開店時刻…
吉田暁子さんが、父である吉田健一との思い出を綴った本。 吉田健一の旅の随筆を読むと、汽車の乗る前から銀座の小川軒で酒を飲み始めて汽車の中でもずっと飲み続けて、目的地の宿に入ってからも飲んで、次の日も飲んで、帰りの汽車の中でも飲む。とにかく呑…
ようやく平安時代の院政期まで読了。今から約1000年前だ。縄文時代の前から歴史を通読してくると、1000年前が身近に感じる。たった30世代前のことじゃないか。 律令制度によって確立した天皇を中心とする公的な政治の仕組みが、有力寺社や摂関家などとの私…
久しぶりの名古屋出張。早めに仕事が終わったので、迷うことなく伏見の大甚へ直行。16時過ぎに着いた時には既に店内は大賑わい。暑い中、名古屋の街を一日歩いて喉が渇いたので先ずは生中。つまみは、マカロニサラダと茄子の揚げ浸し。一息ついて周りを見回…
浪人中の息子が、藪から棒にキャッチボールがしたいと言い出した。 「いいね。やろう、やろう。」と答えたものの、よく考えたらうちにはグローブもボールもない。私自身は、小学生の頃は学校が終わると友達と野球ばかりしたいたし、その頃はプロ野球も好きで…
横安江町商店街にあるCurioは経営者が海外の方だからなのか、欧米からの旅行者が多い。一方では商店街のおじさん、おばさんもふらりと立ち寄ってコーヒーを飲んで行くので、店内は英語の会話と日本語の会話が飛び交う独特の雰囲気。カフェラテも美味しいけれ…
仕事帰りにドトールコーヒーに立ち寄る。ジャーマンドックとブレンドコーヒーのMサイズを頼む。奥にある丸くて大きなテーブルの左端に座る。このテーブルは大きくてしっかりしているのでノートや本を広げられるのが気に入っている。書き物をしたり、じっくり…
目で見る、耳で聞く、鼻で匂う、舌で味わう、肌で感じる、頭で意識する。感覚器官から入ってくる刺激に対して、人は常に、快く感じる、不快に感じる。好きだと思う、嫌いだと思う。自分にとっていいことか悪いことなのか判断している。その判断をもとに、そ…
これさえあればいくらでもビールが飲める。油の染み込み加減、塩加減はこの油屋のフライビーンズが一番好きです。 最近、台所の棚に常備してます。
イワン・イリッチ はロシアの官吏として、そこそこの地位と収入を得て、そこそこ綺麗でそこそこの家柄の女性と結婚する。関心事は仕事での出世と快適な私生活。子供ができて家庭生活の面で奥さんとのゴタゴタが絶えなくなると、世間体を保つ上で最低限の役割…
休日の朝、私はいつも通り5時くらいには起きるのだが、他の家族は7時になっても起きてこない。これまでは先に起きる私が朝ごはんの準備をしてみんなが起きるのを待って全員揃って食べていたけれども、今朝はお腹が空いて待ちきれず、一人で先に食べること…
妻と娘が出かけた土曜の夜、息子と二人で「いなばや」で晩御飯を食べてきた。 6時過ぎにお店に入ると、女性と男性のそれぞれお一人様がいた。我々の後にも、家族4人連れ、小学校低学年の男の子とお父さん。妙齢のご夫婦、など続々とお客さんが入ってきてほ…
片岡義男の「洋食屋から歩いて5分」の中に料理本を紹介する文章があって、その中でこの本を紹介していた。片岡によれば、この本のレシピの通りに作ると普通の家庭料理が驚くほど美味しくなる、というのだ。 本の最初に登場するポテトサラダを作ってみた。材…
現在の英語であれ日本語であれ、文法上は「私は〜する。」の能動態と「私は〜される。」の受動態の2つに分けて考える。しかし、はるか昔には、の能動態に対応するものとして中動態という形式があったそうだ。 能動態と受動態というのは、「私は意志を持って…