2011-01-01から1年間の記事一覧

アンチョビ

一ヶ月程前に塩漬けにした鰯を取り出して、塩を軽く水で洗い流してから、オリーブオイルに漬けました。これで3ヶ月ほど熟成させるとアンチョビになるはず。バーニャカウダにして食べるのが楽しみです。

電球交換

リビング天井のダウンライトの蛍光灯が玉切れ。思えば10年間よくもったものだ。新しい蛍光灯に交換したいのだが、うちの天井高は3m50cm以上ある。開放感を求めて天井を高くしたのは良かったが、天井にダウンライトを埋め込んだのは、失敗だった。普通の踏…

白山茶屋 午後4時30分

仕事を少し早く切り上げて、金沢駅前の都ホテルの地下にある居酒屋、白山茶屋に行った。早い時間なので空いていると思いきや、カウンターは満席。サラリーマンの2人連れ、3人連れが一組づつ。その他は、ひとりのお客さん。仕事を退職して、悠々自適の生活を…

中学生

朝飯を食べながら話していたら、長男が「あー、今日は学校に行きたくないなぁ。」とこぼす。彼がそんなふうに言うのは珍しい。「何がいやなん。」と聞くと。「合唱の練習があるから。」 校内の合唱大会に向けて、クラス毎に曲を決めて練習しているらしい。合…

巡礼コメディ旅日記

ドイツのコメディアン、ハーペイ・カーケリングが、40日をかけて「聖ヤコブの道」を歩く巡礼の旅です。フランスの街、サン・ジャン・ピエ・ド・ポールから、スペインに入り、ほぼスペインを横断して、大西洋岸のサンティアゴまでの800Kmの道のりです。 …

禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン

フラクタルの概念を産み出したマンデルブロが、フラクタル幾何学を使って金融市場の変動を分析します。フラクタルというのは、色々なものの凸凹、ギザギザ、ザラザラを扱う考え方です。例えば、海岸線。地図を見ると複雑に入り組んだ形をしていますが、拡大…

ベッドルームで群論を

季節の変わり目にベッドのマットレスをひっくり返す時に、どうやったら全ての面、方向を偏りなく、頭の位置に持ってくることができるのか。 自由な経済活動を繰り返していくと、金持ちはますます金持ちに、貧乏人はますます貧乏になっていくのは本当か? 地…

加賀屋

先日出張で東京に行った時、水道橋で泊まった。ホテルにチェックインし、晩御飯を食べようと水道橋の駅周辺をウロウロ。おじさんが1人でふらっと入れて、ビールも飲めて、そこそこ安くて、というようなお店を探して見つけたのが、加賀屋水道橋店。もつ焼が…

ヨーロッパの100年 下

著者ヘールト・マックがが、様々な人にインタビューしながら、20世紀の100年間の歴史的な事件を振り返ります。個人の体験談によって100年前の出来事も、自分につながっていると感じることができます。2段組で上下巻合わせて、600ページを超える…

和風探索

最近のことですが、父の法事の時、座敷に無造作に座布団をならべていたら、親戚のおばさんに。「座布団にも前後があるんやから、ちゃんとならべなあかん。」といわれるまで、座布団の前後があるとは知りませんでした。お恥ずかしい。 いわゆる和風といわれる…

日本は悪くない 悪いのはアメリカだ

1980年代後半、日本が巨額の対米貿易黒字を計上していた頃、「日本の高い貯蓄率が問題だ。失業を輸出してる。日本は輸出に見合う輸入を促進しなければ。」という議論がしきりになされました。著者はそれは間違っている。悪いのはアメリカの狂ったような…

代替医療のトリック

針、カイロプラクテック、ホメオパシー、漢方などの代替医療は本当に効くのか? 「フェルマーの最終定理」のサイモン・シンが、多くの臨床試験の結果を科学的に分析します。 治療に効果があったのか、なかったのかを判断する上で問題のなるのがプラセボ効果…

ほたるいかミュージアム

連休最後の日。家族揃って富山県滑川市のホタルイカミュージアムに行ってきた。テレビでホタルイカの料理を見て、同じものを作るために生のほたるいかを買いにいくのが本当の目的。 朝10時に家を出て1時間30分ほどで目的地に到着。意外と近い。県境を跨…

ユーザーイリュージョン 意識という幻想

マックスウエルの悪魔、ゲーデルの不完全性定理、エントロピー、複雑系、ガイア、いろんな話が出てきてテンコ盛り、500ページもありますが読みやすい。意識とはなんだろうというお話。 一番印象に残ったのが、意識の帯域幅の狭さ。 毎秒1,000万ビッ…

陸上競技

この春から中学生になり陸上部に入部した息子。来月の大会に出場する種目を決めなければいけないのだけど、200メートルにしようか、走り幅跳びにしようか迷ってる。と言います。それなら、陸上競技場で実際にやってみて決めようと、西部緑地公園の陸上競…

バッタ小学校

河川敷で弁当食べてたときに、娘が作ったバッタの学校。草を寄せてその間にタンポポの花をチョンと乗せてある。タンポポを学校の校舎に掲げてある時計に見立てています。ときどき雉が「ケーン、ケーン」啼いていました。

サイクリング

家族4人で自転車を連ねて犀川の河川敷を下る。途中、桜田のカジマートでお弁当を買ってきて川を眺めながら食べる。西部緑地公園まで行き、県の陸上競技大会を見物してから来た道を引き返す。帰りはエムザの本屋に立ち寄って帰宅。10時30分出発して16…

Book Offまでサイクリング

家で暇そうにしている長男を誘い自転車ででかけた。行き先は野々市のブックオフ。昼時だったので途中でラーメンでも食べてから行こうと約束してから出かけた。金沢駅前の道路を西へ向かい、ジャンボボールのお隣にある来来亭に入る。黄色い看板が目立ち前か…

ちびハタハタ

一夜干しにする小魚を求めて今週は「金沢港いきいき魚市」に出かけた。午後4時の閉店まぎわに入ったので、ほとんどのお店が店じまい中。かろうじて北側の出入り口近くのお店にハタハタがトロ箱一つ分残っていた。小柄なハタハタだけど全部で300円。金沢…

とどヶ崎

本棚に、表紙がボロボロになった東北地方の道路地図がある。大学3年の夏休みに、16日間かけて東北地方をオートバイで旅行した時に使ったものだ。自分が走ったルートやテントを張った場所を蛍光ペンでしるしをつけてある。角館には、「コインランドリーで洗濯…

鰯の塩煎り、ハタハタの干物

東出珈琲店に行った帰り道、近江町市場を通り抜ける。今週は鰯とハタハタが安い。それぞれ2山ずつ買って帰る。鰯は、頭を落として内臓を取り出して、水洗いをして、塩煎りにした。鍋に鰯を敷き詰めて生姜を入れ、お酒と塩を振って火にかける。一呼吸置いて、…

危機の宰相

戦後最大のコピーである「所得倍増」を考え出した3人、首相の池田勇人、首相秘書の田村敏雄、経済学者の下村治を巡るお話。沢木耕太郎が1977年に雑誌に発表していた原稿を、2006年に30年ぶりに単行本として完成させたもの。 3人の共通点は敗者と…

どうして僕はこんなところに

そっけない文章。でも何度も読みたくなる。ブルース・チャトウィンが自ら構成した、歴史や旅、美術界に関する短い文章を集めた本です。 学生の時、チャトウィンの「パタゴニア」を読んだ。はじめは、なかなかすっと頭にはいってこないと感じた。背景の説明、…

めぎすの干物

ひとやま200円のめぎすを買ってきて干物にした。魚をうまくさばくことはできないけれど、頭を落として内蔵を出すことぐらいはできる。内臓を取り出しためぎすを水洗いして、濃い目の塩水に2時間程しばらくつける。後は、日向で1日干すだけ。生では水分…

花見

桜は満開。抜けるような晴天。市民芸術村へ花見に行ってきた。早起きして、ご飯を炊いてお稲荷さんを作り、玉子焼き、竹輪を焼いてタッパーにつめる。自転車を4台連ねて市民芸術村に向かう。芸術村の北西側の大きな桜の木の下で食べる。桜の周りは人がいっ…

アメリカンなレストラン「アウトバック」

血のしたたるような赤身のステーキが食べたい。という私の希望と、ラムチョップにかぶりつきたい。という妻の希望を両方満たせるということで、大阪駅近くにあるアウトバックというお店に行ってきた。ここの名物はブルーミンオニオン、玉ねぎ一つまるごとの…

十三まいり

関西では、十三まいりという習慣がある。小学校6年生になると京都嵐山の法輪寺にお参りする。その時に、自分の大切にしていることを表す漢字一文字を書いてお寺におさめる。お参りのあと、渡月橋を渡って家路につくのだが、渡りきるまで決して振り返っては…

大学を散歩

小学校の卒業式を終えて、息子は長い春休みに暇を持て余していたので、電車に乗って1人で大阪のおじいちゃんの家に行ってきたら、と水を向けると、それじゃあ!と喜んで木曜日に出かけた。私もも久しぶりのご機嫌伺いにと、後を追いかけて、土曜早朝5時に金…

独酌余滴

タイトルに惹かれて、中身を見ずに買ってきた。 著者の多田富雄さんは世界的な免疫学の権威だそうです。ジンバブエやインド、ルーマニアなど世界各国で開催される学会に参加したときに体験談や、能についてのお話が何度もでてきます。著者は能に対する造詣が…