2018-01-01から1年間の記事一覧

A VOYAGE FOR MADMEN

1968年に初めて開催された、単独・無寄港の世界一周ヨットレース、「ゴールデン・グローブレース」。イギリスを出発し、喜望峰を通って、オーストラリア、ニュージーランドの南を通って、マゼラン海峡と、南氷洋をぐるっと一周してから大西洋を北上してイギ…

漠然とした不安

しばらく前から、なんとなく気分が晴れない。霞がかかったようなうっすらとした不安を感じている。ぐっすりと眠れていない。3時間くらいで目が覚めてそのあとは布団の中で考え事して朝を迎えることが多い。お酒を飲んでも楽しくない。酔っている間は気分は…

意識と自己

意識はどうやって発生したのか。自己という認識はどこからくるのか。科学最大の課題のひとつに挑む。 著者は意識の根元には「情動」があるという。単細胞生物から人間にいたるまで生物には外界からの刺激を受けた時に、命を脅かすものであるのか、それとも命…

舞踏会へ向かう三人の農夫

ドイツの写真家、アウグスト・ザンダーが1914年に撮影した、三人の農夫の写真を巡って3つの話が展開する。 ひとつは撮影された農夫たちの話。1914年8月に第一次世界大戦が始まり農夫たちも大戦に翻弄される。二つ目は、出張先のデトロイトで時間調整のため…

イベリコ豚を買いに

著者である野地さんはノンフィクション作家。食やスポーツなどの分野での著書がある。知り合いの経営者に勧められてイベリコ豚を取材しようとしたところが、日本で口蹄疫の感染が発生したばかりにスペインの生産者から取材を断られる。それでも、なんとかし…

スペアリブのニンニク蒸し

最近見つけたこちらのブログ、いろんな中華料理を紹介していて、しかもどれも美味しそうで作ってみたくなるものばかり。一番簡単にできそうなスペアリブのニンニク蒸しを作ってみた。 吃尽天下@上海:おうちで中華112 - 鉄板の旨さ!ニンニク風味の蒸し豚ス…

あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた

ヒトは100兆個の細菌と共に生きているそうだ。細菌の主な住処は大腸の中。少し前までは、なんのために存在するのかわからなかった虫垂は、実は、腸内細菌の退避場所、控え室のような役割があるらしい。皮膚の 表面にも住み着いている。共生する細菌の種類…

不確かな医学

著者は、アメリカ人でがん専門の内科医。「がん4000年の歴史」でピューリッツァー賞を受けている。 物理学などの他の科学と比較して医学にどんな特徴があるのかを、医学の三つの法則として説明する。TEDの講演が元になっているのでコンパクトでわかりや…

pythonで最小公倍数

懲りずにまた作ってみた。ループする原因がわからず手こずった。 #最小公倍数を計算するプログラム def lcm(): num1 = input('好きな数字を入力してください:') num2 = input('もう一つ好きな数字を入力してください:') x = int(num1) y = int(num2) i = 1…

知の果てへの旅

著者のマーカスデュ・ソートイはオックスフォード大学の数学教授。また、「科学啓蒙のためのシモニー教授職」にもある。エクセルやワードを開発した、チャールズ・シモニーの寄付が寄付して、その名の通り科学を広く世の中にPRするために設置された職で、前…

茄子のオランダ煮

夏になって茄子が沢山出回るようになると無性に食べたくなるオランダ煮。 素揚げして煮る方法が主流のようですが、私は母に教えてもらった、塩茹でしてから甘辛い煮汁で煮る方法で作っています。鷹の爪を入れすぎて辛くなりすぎたのが残念。 冷蔵庫で歯にし…

python で最大公約数

組み込み関数に用意されているのですが、最初なので自分で作ってみました。なんとか、うまく動くようになった。 #最大公約数を計算するプログラム from operator import mul from functools import reduce def gcf(): num1 = input('好きな数字を入力してく…

pythonで素因数分解

Python で素因数分解するプログラムを作ってみた。 繰り返し処理のところを、for ◯◯ in range( )にすべきなのか、while を使うべきかよくわからずに試行錯誤。プログラムを何度も走らせながら手直しして、ようやく正しく動きそうなものができた。 #素因数分…

スラスラわかるPython

ProgateのPythonコースを終え、次に何しようかと考えた末に手に取ったのがこの本。 第1章から順番に解説を読んで、事例のプログラムを自分でもその通りに打ち込んで実際に動くかどうか確認して進めて行く。解説が丁寧で、問題の回答もあるので、内容につい…

湘南新宿ライン

出張で栃木県の宇都宮に行くたことになり、大崎から湘南新宿ラインの宇都宮行き快速に乗った。 17時ごろ、大崎で乗ったときには満員で座れない。海に行ってきたような家族連れが何組か乗っている。恵比寿ではニッカボッカにペンキの染みをつけた仕事帰りの塗…

新薬の狩人たち 成功率0.1%の探求

新薬を作り出すということについて、どうも大きな誤解をしていたようだ。 太古から人は、植物の葉や根っこなどを手当たり次第に口にして、病気に効く薬を探し求めてきた。それこそ長い年月をかけての試行錯誤、当てずっぽうで自分の体を実験台にして偶々見つ…

ランニング

朝4時30分に家を出る。連日の暑さが累積しているのか、夜明け前なのにムッとした風が吹く。それでも日中よりはいい。15分ほど歩いて東山の交差点からゆっくり走り始める。3分ほど走っただけで汗だくになる。息が上がらないようにペースを落とす。こまめに走…

仏教思想のゼロポイント 「悟り」とは何か

そもそも釈尊は何を経験し、何を語ったのか。釈尊が伝えようとしたことは何なのか。仏教の根っこに迫る。 釈尊は、涅槃を経験し(=悟る)、人々にその涅槃に至るための方法を説いた。涅槃とは何か?一切皆苦の生から離脱すること。苦とは何か。欲しいものが…

トレイルズ

著者は、アメリカのアパラチア山脈に沿って南北に縦貫する全長3,500Kmの自然歩道、アパラチアントレイルをワンシーズンで踏破する。 アパラチアントレイルの踏破をきっかけに、著者は「トレイル」、「道」は、近代の人々にとってなんなのか考える。近代以前…

人間ドック

人間ドックを受けてきた。大腸の内視鏡検査を受けるために今回は10年ぶりの一泊二日コースにした。一日目の午前に、身長、体重、血液検査、尿検査、視力、聴力、ブドウ糖負荷試験、超音波、X線検査をやって、昼食後に心電図。二日目の午前中に、胃と大腸の内…

暑い京都

出張で京都に行ってきた。暑い。 地下鉄を降りて、地表に出た瞬間にジリジリと太陽に焼かれる。これは20分以上屋外を歩くと死ぬ、ヤバいと感じた。訪問先の事務所まで5分歩いただけで全身汗まみれだ。その日の京都の最高気温は39度。 夕方、最高気温33度…

バインミー

金沢市疋田にバインミーを食べさせるお店ができたと聞き、妻と娘を誘って早速行ってきた。バインミーはフランスパンに切れ目を入れ、そこにレバーペーストを塗ってハムや焼き豚、大根と人参のなます、パクチーを挟んだベトナムのサンドイッチだ。 バインミー…

Progate

3連休の初日に、Facebookの広告でたまたま見つけて、無料なので少しだけ試しにやってみるかと始めたところ、まんまとハマってしまった。オンラインでプログラミングが学べる、「Progate」というサイトです。 息子が中学生の時にしばらく勉強していたPython…

ボディケア

酒飲むとジンマシンが出るし、走るとすぐに息苦しくなって楽しくないので、風呂にゆっくり浸かって、マッサージしてもらってきた。 鳴和の「和おんの湯」の露天風呂で1時間ぼけっとしてから、マッサージへ。ボディケアコース100分、全体をまんべんなく揉ん…

蕁麻疹

1ヶ月くらい前から、お酒を飲むと翌日に体が痒くなると感じていた。猫アレルギーの可能性もあると思っていたけれど、金曜日に職場の飲み会でお酒を飲んだら、土曜日に蕁麻疹が出たので多分アルコールが原因だと思う。 蕁麻疹は中学2年生から20歳くらいまで…

ヌメロ・ゼロ

これから創刊される新聞のために新しく雇われた新米記者たちが、まずはPRのためのパイロット版を作成する。その中で記者たちが編集長から、新聞記事の作り方、いかに嘘をつかずに注目を集めるニュースを作り出すか、について指南を受ける中で事件が・・・・…

極夜行

「空白の五マイル」で、チベットの人跡未踏の地、ツアンボー峡谷を踏破した、角幡唯介が、今回は、冬の北極圏の太陽を拝むことができない暗闇(極夜)を旅をする。 デポしておいた食料が白熊に食い荒らされたり、出発して間も無く、星の位置で現在地を割り出…

ツーリング

物置を整理していたら懐かしい写真を発見した。1990年、大学4年生の時にオートバイでツーリングした時の写真。 これは夏の北海道。帯広の近くだったと思う。 何せ一人旅なので自分は写っていない。 オートバイは中古で買ったヤマハのXT250T。このバイクで四…

エセー 1

エリック・ホッファーが愛読していたと、著書の中で何回も言及していたので読んでみた。第16章では、とかく人は自分の専門外のことに余計な口を挟みたがると言っている。 船頭は風のことを、牛飼いは牛のことを考えていればいいし、戦士は自分の傷を、羊飼…

原始仏典 第六巻 中部経典Ⅲ

梵摩経に不思議な場面がでてくる。 ゴータマ尊者が悟った人であるなら、バラモンの聖典で昔から伝えられている、偉大な人が持つ32の身体的特徴の全てを備えているはずなので、実際にゴータマ尊者に会って確かめに行く話だ。32のうち30は外から見てわか…